ブックタイトル外大通信デジタルブック

概要

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表9 教員はレポート、宿題、テスト等を適切に課した［9］ THE GAIDAI 2015年（平成27年）10月9日　第280号Course Evaluation■春学期　■秋学期表11-① 説明はわかり易かった■春学期　■秋学期期待される実践報告　「適切」と答えた人は全学的に春73%、秋74%と多かった。一方、「全く課せられなかった+あまり課せられなかった」と答えた人は、学部によって多少の差異はあるものの、全学的には春7%、秋6%であった。1回きりの学期末テスト成績では、評価しきれないものがあるという観点から、大多数の教員は「多め、あるいは適量」の課題を与えている。「全く課していない」教員の数は限られてはいるが、その理由の説明が必要である。　「教員の熱意」についての回答のうち「いつも感じた+だいたい感じた」と回答した人は、▽英語キャリア学部・春秋とも85%▽外国語学部・春86%、秋87%▽英語国際学部・春82%、秋85%▽国際言語学部・春86%、秋88%▽短期大学部・春81%、秋85%―と、それぞれ前年度同様8割を超え、総合満足度との相関は春0・668、秋0・679と密で「教員の熱意」8割超が実感ある。これは、Q8の「授業の内容が有益だったか」の問いに対する好ましい回答数と並行するもので、本学の教員の積極的な学生への働きかけの成果を証明していると言える。比率はわずかだが、「熱意を全く感じなかった」と回答した人数は、全学で春590人、秋340人であった。　「いつもわかり易かった+だいたいわかり易かった」と回答した人が、秋学期はすべての学部で80%を超えた。総合満足度との相関も春0・725、秋0・732と極めて密である。一方ここでも、「いつもわかりにくかった」「あまりわかり易くなかった」と答えた人が全学で、春3562人、秋2140人いたことを念頭に置く必要はある。　2015年度からの新たな「授業評価」では、「教員からの一方通行的な授業ばかりではなく、学生との間にやりとりがあり、双方向的な授業であったか」否かを問う項目や、「授業を充実させる手立てがなされていたか」を問う項目に10個の質問を設定するなど、できるだけ教員が自己の授業を客観的に見つめ直すことのできる資料を得るようになっている。満足度高める「明瞭な説明」表10-③ 授業に対する教員の熱意を感じましたか（秋学期）表10-② 授業に対する教員の熱意を感じましたか（春学期）表10-① 教員の熱意を感じた■春学期　■秋学期■いつも感じた　■だいたい感じた　■どちらとも言えない　■あまり感じなかった　■まったく感じなかった0 20 40 60 80 100大変良い良い普通あまり良くない非常に悪いこの授業に対するあなたの総合評価は■いつも感じた　■だいたい感じた　■どちらとも言えない　■あまり感じなかった　■まったく感じなかった0 20 40 60 80 100大変良い良い普通あまり良くない非常に悪いこの授業に対するあなたの総合評価は表11-② 授業における教員の説明は明瞭で適切でしたか（春学期）■いつもわかり易かった　■だいたいわかり易かった　■どちらとも言えない　■あまりわかり易くなかった　■いつもわかりにくかった0 20 40 60 80 100大変良い良い普通あまり良くない非常に悪いこの授業に対するあなたの総合評価は表11-③ 授業における教員の説明は明瞭で適切でしたか（秋学期）■いつもわかり易かった　■だいたいわかり易かった　■どちらとも言えない　■あまりわかり易くなかった　■いつもわかりにくかった0 20 40 60 80 100大変良い良い普通あまり良くない非常に悪いこの授業に対するあなたの総合評価は　毎年度末に開催される「FD授業実践フォーラム」で、効果的な課題、宿題、テスト等の実践を行っている教員の報告を期待したい。020406080100英語キャリア外国語英語国際国際言語短期大学71 72 74 74 71 74 74 7470 73020406080100英語キャリア外国語英語国際国際言語短期大学85 85 86 8782 85 86 888185020406080100英語キャリア外国語英語国際国際言語短期大学80 83 81 837681 81 837681Q9教員はレポート、宿題、テストなどを適切に課しましたか　表9Q11授業における教員の説明は明瞭で適切でしたか　表11①②③Q10授業に対する教員の熱意を感じましたか　表10①②③