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概要

外大通信デジタルブック

[3]THE GAIDAI 2015年(平成27年)12月11日第281号Kansai Gaidai 70th創立70周年さらなる前進誓う新キャンパスの完成模型に見入る出席者式典の司会は本学OBの毎日放送・柏木宏之アナウンサー正装で勢揃いした吹奏楽部とラベリテのメンバー祝辞馳浩文部科学大臣(要旨)祝辞レベッカ・バーグマンガスタバスアドルファス大学学長(要旨)祝辞大村淳日本私立大学協会会長(要旨)「国際社会に貢献する豊かな教養を備えた人材の育成」「公正な世界観に基づき、時代と社会の要請に応えていく実学」―。関西外国語大学は、建学の理念のもと、常に前進し続けて創立70年を迎えました。国内外から多くの方々に祝福と称賛を頂いたことを胸に刻み、更なる前進を続けることを誓いました。セレモニーが終って下りた緞帳の前に、正装した吹奏楽部と混声合唱団「ラベリテ」のメンバー約90人が勢揃い。学歌斉唱の後、吹奏楽部主将の松本郁香さん(外国語学部英米語学科4年、クラリネット)とラベリテ部長の井上知佳さん(同3年、ソプラノ)が壇上からあいさつした。「和太鼓とのコラボは初めての試みですが、何度も一緒に練習し、リハーサルも積み重ねてきました。一同、練習を楽しみながら全力で取り組んできました」と、「倭」とのセッションに向けた猛特訓の様子を紹介。海外協定校の来賓に向けて、「日本の魂をお伝えできればと思います」と宣言した。関西外国語大学は終戦直後の混乱の中、谷本昇・多加子先生が、「国際社会に貢献する豊かな教養を備えた人材の育成」と「公正な世界観に基づき、時代と社会の要請に応えていく実学」を建学の理念に、「谷本英学院」を創設され、戦後日本の復興を外国語教育に託されたことをその嚆矢といたします。以来70年、時代の進展に即した発展を積み重ね、毎年2300人以上の学生が留学するなど、全国でもトップクラスの留学ネットワークを誇る外国語大学として、確固たる地位を築かれています。近年は、語学教育と国際交流のノウハウをベースに、最先端の外国語教育を展開されています。中でも、「グローバルインターンシップ」は、国際的な視点を養える独自の教育プログラムとして好評を博しています。また、創立70周年を機に、国際交流の一大拠点となる「御殿山キャンパス・グローバルタウン(仮称)」の建設をはじめ、学修環境の更なる改善に邁進されるとうかがっています。今後とも、創意工夫と時代進取の私学精神を遺憾なく発揮され、一層の躍進を遂げられますことを祈念いたします。挨拶する吹奏楽部の松本郁香さん左とラベリテの井上知佳さん学校法人関西外国語大学は、「谷本英学院」として設立され、その後、社会の変化を踏まえた教育の充実を図られ、現在、大学、短期大学を擁する学園として発展。これまでに約17万人の卒業生を輩出されています。今日の大学は、地方課題の解決への貢献、グローバル人材の育成、イノベーションの創出など、様々な役割を社会から期待されています。このような中で私学は、各学校法人が、建学の精神に基づき、個性や特色を十分に発揮しながら教育研究活動の質を高めていくことが一層重要となります。関西外国語大学は、建学の理念として「国際社会に貢献する豊かな教養を備えた人材の育成」「時代と社会の要請に応えていく実学」を掲げ、外国語教育と国際交流を通じた国際人の育成を特国の発展に貢献する人材を誇り感じるパートナーグローバル就業体験は好評色とし、54の国・地域、380大学とのネットワークを基盤として国際社会で活躍する人材を育成されています。また、創立70周年記念事業の一環として、新キャンパスを建設するなど、我が国のグローバル人材育成への貢献がますます期待されます。今後とも様々な分野で活躍し、我が国の発展に貢献できる優れた人材が育成されることを願っています。関西外大の70周年記念式典で祝辞を述べる栄誉に浴し、光栄に存じます。この70年で、関西外大は国際交流の分野で日本の高等教育を牽引する役割を果たすまでになりました。国際交流に寄せる関西外大の情熱は、世界各国の380大学と協定を結んでいることに表れています。パートナーの一員として、誇りに感じます。関西外大とガスタバスアドルファス大学の間で、交換留学のプログラムと夏の短期留学がスタートして以来、ガスタバスからからは200人以上の学生が、関西外大に留学し、20人以上の教員が関西外大で教壇に立つ機会を得ました。1980年には、故谷本貞人前総長に名誉博士号を授与いたしました。そして1987年、関西外大からの学位留学生受け入れが始まりました。関西外大とガスタバスは、グローバル化が進み、世界中で相互依存の関係が深まる中で、双方の若者たちが地球の未来を担うための教育を提供してきました。それは、40年以上前、先人たちが初めての協定書に調印して以来の使命でした。私たちは未来に目を向け、固く手を取り合って進みます。今後とも、関西外大が最良のパートナーであり続けることを信じています。これが日本の魂代読戸松幹孝・文科省私学部参事官代読小出秀文・日本私立大学協会常務理事やまと