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概要

外大通信デジタルブック

第33回全日本大学女子駅伝対校選手権大会(杜の都駅伝)が10月25日、仙台市で行われ、本学女子駅伝部は2時間10分23秒で13位に入り、昨年の21位から大きく順位を上げた。コースは仙台市陸上競技場から同市役所までの6区間38・0キロ。2年連続2回目の出場となった女子駅伝部は、タイムも昨年の記録を3分40秒縮める大健闘だった。THE GAIDAI 2015年(平成27年)12月11日第281号[4]Gaidai News関西外大の最新ニュースはホームページにも掲載していますhttp://www.kansaigaidai.ac.jp/優勝は立命館大で史上初の5連覇。2位は大東文化大、3位は松山大だった。関西勢は、大阪学院大6位、関西大8位、京都産業大11位、仏教大18位、神戸学院大20位。8位以内に入った立命館、大阪学院、関西の3校が次回シード権を獲得した。女子駅伝部は、1区の田中愛里さん(英語国際学部1年)が14位とまずますの滑り出し。2区竹山楓菜さん(同2年)と3区渡部貴江さん(同)がそれぞれ区間10位、12位と好走し、4区の中島みなみさん(同1年)までで14位と踏ん張った。この後、5区の主将床呂沙紀さん(国際言語学部3年)が2人抜きの力走を見せて12位まで押し上げ、1年生アンカーの冨士原きらりさん(英語国際学部)が13位でフィニッシュした。山本泰明監督(英語キャリア学部准教授)は「よいチーム状態で臨めた。順位もほぼ想定通りだった」と話し、メンバーが昨年の8人から13人に増えたこと、けがで戦列を離れる選手がいなかったことなどを躍進の要因として挙げた。次回大会に向けては、「さらにステップアップを図り、シード権の取れる8位入賞を目標にする」と決意を語った。女子駅伝部全国大会13位の快挙前年より8位ランクアップ区間記録田中愛里21分31秒1414竹山楓菜18分44秒1510渡部貴江23分17秒1312中島みなみ16分55秒1414床呂沙紀31分26秒1213冨士原きらり18分30秒1316※各区間の白抜き数字は通算順位、丸数字は区間順位1区2区3区4区5区6区日光いろは坂駅伝準優勝最前線の外交官に語ってもらい、日本の外交政策や国際情勢などへの理解を深める「外交講座」が11月4日、中宮キャンパスのマルチメディアホールで開かれた。講師は、外務省文化交流・海外広報課の髙田真里課長。テーマは「日本のソフトパワーと広報文化外交」と、事前に提出された受講希望者の質問で多かった内容に答える「『外交官』という職業」の2本立てで、盛りだくさんの内容を語った=写真。遠隔授業システムで結ばれた学研都市キャンパスと合わせ、約170人の学生が参加。質疑応答が終了した後も、髙田課長は個別に学生の質問に対応していた。髙田課長は「文化は『伝播』し、『影響』するものだ」として、現代日本を代表する文化として、ゴスロリ(ゴシック&ロリータ)のファッションやマンガを例示。また、ソフトパワーと文化について、「政治や外交を超越し、心や暮らし、国のあり方に大きく関わる分野だ」と話し、広報文化外交(パブリック・ディプロマシー)はその伝播力、影響力に大きく依存すると説明した。「『外交官』という職業」では、外交官のキャリアパス、仕事内容、通訳の仕事などを紹介。最後に髙田課長本人の信条として、最善を尽くすことや出会いを大切にすることに加え、「『人生はATM』。『A=明るく、T=楽しく、M=前向きに』です」と締めくくった。文部科学省と日本学術振興会が交付する科学研究費補助金の2015年度配分額がまとまった。分野別の新規採択数で、「英語学」は本学が6件で全国4位(2014年度5位)。8件の「国際関係論」は9位にランク入りした。また、日本私立大学協会発行の教育学術新聞(10月7日付)による大学別ランキング(短大を除く)で、本学は配分のあった私立565大学(大学院大学5校を含む)中139位となった。配分額の順位は、2014年度の569大学中132位から若干ダウンしたが、継続分も含む採択数は33件から34件へ1件増えた。本学は2013年度に557大学中141位(採択21件)となり、前年度の550校中216位(同12件)から一気に75位ランクアップ。科研費申請を増やすための改革が進み、採択数の増加につながっている。日本学術振興会の科学研究費助成事業(科研費)の審査委員を務めた岡田伸夫・英語キャリア学部教授が2015年度の審査委員表彰を受け、11月19日、谷本義高・大学学長から賞状と記念品を手渡された=写真。科研費審査委員の表彰は本学で初めて。科研費審査は、第1段審査(書面審査)と第2段審査(合議審査)の2段階で行われる。同振興会は審査の質の向上に向け、審査の検証をし、翌年の審査委員選考に反映させている。2008年度から第2段審査に有意義な意見を出した第1段審査委員を表彰。今年度は約5500人の中から189人を表彰した。審査委員の任期は第1段、第2段とも原則2年で、第1段審査委員の審査件数は平均70人分とされる。岡田教授は2013年12月から第1段審査委員を務め、言語学の分野の「外国語教育」について審査を行ってきた。岡田教授は「学問への貢献度、実現可能性、社会へのインパクトなどを考えながら、今重要な問題に取り組んでいる人を後押ししたいという思いで意見を出してきた」と話していた。科研費補助金配分額「英語学」で4位岡田教授が審査委員表彰外交講座開く「日本のソフトパワー」とは女子駅伝部員と山本監督(後列左から2人目)2区竹山さんから3区渡部さんへ力走する5区床呂さん第2回日光いろは坂女子駅伝が11月29日、17大学18チームが参加して栃木県日光のいろは坂を通る6区間23・4キロで行われ、女子駅伝部は1時間32分20秒で準優勝した。優勝は1時間29分49秒の大会新記録を出した大東文化大学、3位は日本体育大学だった。女子駅伝部は昨年の4位から順位を上げ、タイムも55秒縮めた。女子駅伝部は1区の竹山楓菜さん(英語国際学部2年)が3位スタート。2区の渡部貴江さん(同)、3区の越水香菜美さん(同)は4位でつなぎ、前半を好位置につけた。4区の髙山育実さん(同1年)は駅伝初出場ながら区間2位の好走を見せて順位を2位まで上げ、5区の冨士原きらりさん(同1年)、アンカーの伊藤望さん(同)の1年生コンビが2位をキープした。山本監督は「全日本大学女子駅伝で上位校と競い合えたことで自信がついた。今後の弾みとしたい」と話している。大会では、主将の床呂沙紀さん(国際言語学部3年)が選手宣誓した。ゴールする伊藤望さん