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概要

外大通信デジタルブック

[9]THE GAIDAI 2016年(平成28年)2月17日第282号Career Development3年生を対象にした中宮・学研都市両キャンパスの就職ガイダンスは、3月1日の就職活動開始を前に、終盤を迎えた。中宮では1月27日、谷本記念講堂で開かれ、マイナビ大阪支社の藤原武史部長が「就職活動直前!今年の就職活動動向について」と題して講演。面接開始が6月になったことで▽3月は昨年以上に多忙▽早めの準備が差を生む。今すぐ準備を▽業界・企業の視野を広げる▽とにかく活動すること―など、スケジュールの変更に伴う重点事項を助言した。続いてキャリアセンターから、直前対策のポイントとして▽筆記試験への取り組み(筆記試験を通過しないと次の選考に進めない)▽就活マナー、身だしなみにも気をつける―などをあげた。続いて、機械器具卸売業に内定した田坂周作君(英語キャリア学部4年)、運輸付帯サービス業の梅川ひかるさん、銀行業の長田亜莉沙さん(いずれも外国語学部4年)の3人がパネリストとして体験談を語った=写真。3年生向け最終の就職ガイダンスは中宮、学研都市とも2月17日までに終了し、後日K-GENESYSを利用した動画ストリーミング配信を予定。短大1年生向けには2月29日に行われる。12月10日には、学研都市キャンパスに企業の採用担当者を迎え、どうすれば面接を乗り切れるかを本音で語ってもらった。また、3年生代表が集団模擬面接に臨み、学生たちに面接のイメージを掴んでもらった。学研では、まず空港運営会社、ホテル、総合商社の担当者と学研キャリアセンター長の中野誠教授によるパネルディスカッション。「面接ではどんな点を見ているのか」「面接官がグッとくるのは、どのような時か」などについて質問した。担当者からは「質問に対して的を射た答えが返ってくるか」「いっしょに働きたいという気持ちになれる人」「面接で自分らしさが出せ、それを言える人」「しゃべりが上手くなくても、誠実さ、人柄が伝わってくる人」などと答えていた。このあと、3年生4人が壇上に上がり模擬集団面接が行われた。学生たちは「私には人並み外れた向上心があります」などと自己アピールする一方で、企業担当者から「最近のニュースで印象に残っていることは」との質問には答えに詰まる場面もあった。また、自己アピールに要する時間が掛かりすぎと指摘されていた。就職活動本番までわずか早めの準備が差を生む採用担当者が本音で助言面接では自分らしさ出せ就職ガイダンス終盤筆記試験への取り組みも重要PICK UP!!PICK UP!!PICK UP!!■外国人留学生向け就職ガイダンス厚生労働省の大阪外国人雇用サービスセンターの協力による、初めての「外国人留学生のための就職ガイダンス」が12月16日、学研都市キャンパスで開かれ、中国からの留学生31人が参加。盛んにメモを取っていた=写真。説明したのは、同センターの学卒ジョブサポーター・小松法夫さん。▽留学生の就職状況▽日本での就職活動方法▽在留資格の変更―などについて実例を挙げながら話した。全国では、2013年度の外国人留学生の在籍数は中国国籍が9万4399人で全体の半数以上を占めている。就職状況は、日本企業に就職するための許可を得た留学生が14年度1万2958人で、許可数は毎年増加傾向にある。このうち、中国国籍は8347人、韓国1234人、ベトナム611人、台湾514人などとなっている。学研都市キャンパスでは、中国からの学位留学生のうち14?16年卒業までの3年間で7人が日本企業に就職及び就職見込みだ。■短大生の模擬面接説明会短期大学部で就職を希望者する学生のための模擬グループ面接が2月15日から同25日まで行われている。1月27日には、面接参加者向けの事前説明会が開かれ、面接への心構えの指導があった。短大生の就職相談を担当する三島豪太CDAが「学生時代に頑張ったこと」など、面接で尋ねられる3大質問は必ず自分の考えをまとめておくことが重要との助言があった。最後に、エアラインのキャビンアテンダントに決まっている曽我部葵さんら3人の内定者と有本昌剛、高橋克実両教授と三島CDAによるロールプレイングが行われ=写真=、面接での受け答えの実例を見せた。企業の採用担当者を前に模擬集団面接に臨む学研都市キャンパスの学生(向こう側)就活ライター・石渡嶺司さんが主催する「第2回関西就活交流会in関西外大」が12月5日、学研都市キャンパスで開かれ、他大学の学生10人を含む40人が参加。企業から12社の採用担当者、他大学のキャリア担当が出席。学生のグループワークなどを見守った。第1部では、学生が6つの班に分かれてグループディスカッション。「働くとは?」のテーマで25分間、話し合った。各班に武庫川女子大、京都外大、近畿大、帝塚山大、大阪体育大の学生が加わり、白熱した議論を交わした。そのテーブル間を企業担当者が回り、司会役のトークの進め方や発言者の内容などをメモしていた。討論を終えた各班の代表がプレゼンテーションして、各班ともに「働くとは、自己成長」と共通点を見出した。続いて、石渡さんがファシリテーターを務め、専門商社、食品、総合商社の担当者3人とのパネルディスカッションを行った。パネリストからは、「発言者の意見を聞く姿勢、配慮、マナーに注意を」「書記担当でなくてもメモを取る癖を」などのアドバイスがあった。最後に、企業担当者と学生の座談会=写真=に移り、学生から「商社の仕事でのやり甲斐は」「面接ですごく緊張するがどうすればよいか」などの質問がなされた。他大学の10人も参加し関西就活交流会in外大