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THE GAIDAI 2016年（平成28年）4月1日第283号［6］Gaidai News関西外大の最新ニュースはホームページにも掲載していますhttp://www.kansaigaidai.ac.jp/ボランティア同好会「ひまわり」の有志14人（代表＝短期大学部2年山田夏子さん）が2月9日、さくらインターナショナルスクール枚方校（廣瀬梨花子校長）で園児を対象にした英語による防犯教室を開いた。地域支援・防災などを担当する大阪府枚方土木事務所との共催子。どもが被害者となる犯罪が多発する中、帰国子女や在日外国人ら日本語が理解できなかったり、苦手だったりする子どもに対して防犯意識を高めてもらう機会が少ないことから企画。同校の3?5歳児約50人が参加した。冒頭、大阪府警から枚方土木事務所に出向している警察官が園児を前に「一番大事なものはみんなの命です。命をなくしたら、どこにも売っていません。誘拐に遭わないために勉強しましょう」と声をかけた。続いて、ひまわりメンバーが制作した英語のビデオが流された。ビデオは、自転車で公園に遊びに行った女子学生4人のうち、1人が予定の帰宅時刻後も公園に残り、2人組の男に言葉巧みに連れ去られる内容。ビデオを見た園児に「悪かったところはどこ」と問いかけ、考えさせた。園児たちは元気よく手を上げ、女性が1人で残ったことや、見知らぬ男についていったことなどと答えた。その後、「大事なこと」として、遊びに行くときは行き先を伝えること、悪い人が近づいてこないように友達と一緒に帰ることなどを確認し、メンバーが「みんなで帰ろう」と呼びかけると、一斉に「はい」と大きな声が上がった。別のビデオでは、自転車に乗るときはヘルメットをかぶること、道路の端を走ること、信号は青信号を渡り、左右を確かめること、などを学んだ。最後に、誘拐に遭わないための「5つのやくそく」と題する遊戯が披露されボランティア同好会「ひまわり」が、大阪府門真市の地域活性化などを目的とした市民活動に協力したことが評価され、同市のＮＰＯ法人から感謝状を贈られた。感謝状を贈ったのは、門真市の市民や団体が主体的に地域の課題を解決しようとする市民公益活動を支援しているＮＰＯ法人「あいまち門真ステーション」（東田正理事長）。3年前から開いているイベント「夢のゆるキャラふれあいまつり」（2016年は2月21日開催）で、ひまわりメンバーがブースを設け、子どもを対象にした手作りゲームを行って盛り上げるなど、協力してきたことが評価された。感謝状は、ひまわりと、メンバー代表の外国語学部英米語学科４年角野大君にそれぞれ贈られた。誘拐に遭わないよう気をつけて園児に英語で防犯教室さくらインターナショナルスクール枚方校門真・NPOからは感謝状ボランティア同好会「ひまわり」学長賞贈る学長賞を受賞した（左から）沈韻之、木原琴音、丸山夏澄のみなさん混声合唱団ラベリテ（部長＝外国語学部英米語学科２年桝岡颯志君、33人）が2月11日、兵庫県三田市の市総合文化センター「郷の音ホール」で開かれた第７回関西混声合唱フェスティバル（関西合唱連盟、朝日新聞社主催）で滋賀県合唱連盟理事長賞を受賞した。フェスティバルには大阪、兵庫、京都の3府県から初出場の7団体を含む35団体が出場。3回目出場のラベリテ（26人出場）は「ＹＥＬＬ」「きみ歌えよ」の２曲を披露し、さわやかな歌声を響かせた。同フェスティバルは、各府県の合唱連盟に加盟していなくても出場でき、関西で活動する混声合唱団が幅広く交流できる場となっている。ステージでは、ポピュラー音楽、映画の主題歌、時代劇のテーマソングなどさまざまなジャンルの曲が発表された。ラベリテに滋賀県合唱連盟理事長賞関西混声合唱フェスタ滋賀県合唱連盟理事長賞を受賞したラベリテメンバーた。園児たちは、▽一人で遊ばない▽知らない人について行かない▽連れて行かれそうになったら大きな声を出す▽いつ帰るかをいって出かける▽友達が連れていかれそうになったら大人に知らせる――の５つを歌と踊りで練習した＝写真。スポーツや文化、学術、社会貢献などの分野で活躍した学生を表彰する2015年度学長賞の授賞式が3月3日、中宮キャンパスで開かれた。式には、中宮キャンパスの石濱昌宏学生部長、廣本和司短大部学生部長、学研都市キャンパスの白井良昌学生部長らが出席。石濱学生部長が、外国語学部英米語学科2年丸山夏澄さんとボランティア同好会「ひまわり」部長の英米語学科2年木原琴音さんに、白井学生部長が国際言語学部国際言語コミュニケーション学科4年沈韻之さんにそれぞれ賞状と副賞の図書カードを手渡した。丸山さんは15年11月に開催された第４回全国英語プレゼンテーションコンテスト（神田外語グループ、読売新聞社主催）の個人の部で奨励賞を受賞。ひまわりは、15年10月の全国地域安全運動大阪府民大会で防犯功労団体として大阪府警本部長表彰を受賞した。沈さんは、16年2月に第19回司馬遼太郎フェローシップ（司馬遼太郎記念財団主催）を受賞した。これらの表彰が本学のプレゼンスを高めたと評価された。石濱学生部長は、「本学の語学のプログラムはシステム的で効果的だが、自主的なプログラムはあるのかとの思いがあった。みなさんの受賞は、自分のプログラムに沿って成果を出しており、心強い。自主的なプログラムで進むことも大切だということの刺激になればいいことだ」と受賞をたたえた。◇修士学位記授与【大学院外国語学研究科】博士課程前期修了生総代賀超◇学士学位記授与【英語キャリア学部英語キャリア学科】卒業生総代﨑山瞳【外国語学部英米語学科】卒業生総代高峰紬【外国語学部スペイン語学科】卒業生総代磯部達也【国際言語学部国際言語コミュニケーション学科】卒業生総代嶋田良明◇短期大学士学位記授与【短期大学部英米語学科】卒業生総代西口美優◇成績優秀賞授与【英語キャリア学部英語キャリア学科】卒業生代表山本泉﨑山瞳髙田翔平【外国語学部英米語学科】卒業生代表赤阪美智子高峰紬堀田愛心堀口紗希三﨑心中川未登里関塚文佳岩田徳子田中千智勘田采香稲田李月小西彩香柏木未憂【外国語学部スペイン語学科】卒業生代表メヒヤ・ミキロス磯部達也竹崎冴白髪陽亮▽駐日スペイン大使賞授与代表磯部達也メヒヤ・ミキロス【国際言語学部国際言語コミュニケーション学科】卒業生代表小川達也嶋田良明片山由菜岩城宇横田和也権田早紀木村久美子河野加代▽中華人民共和国駐大阪総領事賞授与小郷智穂【短期大学部英米語学科】卒業生代表西口莉央西口美優貢藤結衣長富紗知子向出典央奥田理央髙井彩輪子末岐梨沙杉本愛季小出君代▽秘書士・全国大学実務教育協会会長賞授与西口莉央学位記授与式成績優秀者本学出身の丸茂圭衣さん（2014年外国語学部英米語学科卒業、三菱電機所属）＝写真＝がシンクロナイズドスイミングのリオデジャネイロ五輪代表に決まった。日本水泳連盟が3月15日に開いた常務理事会で五輪代表に丸茂さんを含む9人を選んだ。丸茂さんは、本学4年生だった13年7月にロシアで開かれたユニバーシアード大会のチーム・フリーコンビネーションの各競技でいずれも銀メダルを獲得した。卒業後は、14年のアジア大会で銀メダル、15年の日本選手権のチーム・コンビネーションで金メダル、世界選手権のフリーコンビネーションなどで銅メダルを獲得するなど輝かしい成績を上げている。丸茂さんリオ五輪代表本学OGシンクロまるもけい