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概要

外大通信デジタルブック

THE GAIDAI 2016年(平成28年)4月1日第283号[8]Gaidai News関西外大の最新ニュースはホームページにも掲載していますhttp://www.kansaigaidai.ac.jp/勉学意欲を低下させるなど悩みを抱える学生や学力向上を目指す学生らの英語学習をサポートする中宮・学研都市両キャンパスの「学習支援センター」が4月で開設から3年経ち、利用者が徐々に増えている。特に、利用者の半数近くを占める短期大学部学生の伸びが目立ち、TOEFLのスコアを伸ばし、3年次編入学試験に合格した学生も少なくない。新学期を迎え、センターでは「勉強の悩みがあったら、ひとりで抱え込まず、気軽に相談に来てほしい」と呼びかけている。2015年度の学習支援センター利用者は両キャンパス合わせて延べ2230人。前年度に比べ、26人増の微増だが、短大生は1023人で二けたの15%増となった。全利用者に占める短大生の割合も前年度の40%から46%に上がった。学部の利用者は計延べ1207人(英語キャリア学部小学校教員コース21人、外国語学部英米語学科287人、同スペイン語学科49人、英語国際学部・国際言語学部850人)で、前年度より105人減。同センターは、短大生の利用が増えていることについて、「センターが周知されるようになり、向上心をもつ学生も増えたからでは」と見ている。短大の退学者数は14年度の100人から15年度は61人と大幅に減った。退学理由で「就学意欲の低下」と「学業不振」を合わせた学習上の問題が占める割合は14年度の31%から15年度の23%へ10ホ?イント近く低下した。学習支援センターの利用者増加が退学者数減少に影響している可能性もある。実際、個別対応を受けた短期大学部の学生が、大学学部への編入学試験に合格したり、センターが開講している講座に参加した学生が英語の学習意欲を高めたりする効果が出ている。両支援センターでは、高校で指導経験があるベテラン教員5人が個別・少人数対応に当たっている。同教員によると、優秀な成績で入学しながら、入学後に遊びの時間が増えて成績が下がったり、もともと学力が低く授業についていけなくなったりする学生らがセンターで指導を受ける例があり、大半が学力を向上させているという。センターが3月に行った利用者アンケートでは、「11月の編入試験に落ちた後、センターで指導を受けて苦手な部分を見つけることができ、2月の編入試験に合格できた」(短大2年生)、「授業のような堅いイメージがなく、いつでも利用できる。学習の習慣を変えてくれた」(同)などの回答があった。センターは、中宮キャンパスが6号館(インターナショナル・コミュニケーション・センター)2階、学研都市キャンパスが本部棟2階に設けられている。個別対応のほか、中宮キャンパスではいずれも短大生を対象に春・秋学期に「英文法・ベーシック講座」、夏期休暇に「Summer Class」、春期休暇に「WinterClass」を開講。学研都市キャンパスは、春学期の「リスニング・スピーキング講座」、9月開講の「サマークラス」、11月開講の「オータム・クラス」がある。学習支援センターで指導を受ける学生2016年3月1日付「大分合同新聞」勉強の悩みサポートします学習支援センター15年度利用者延べ2230人短大15%増【体育会】アーチェリー=高橋克実▽空手道=田代直也▽競技スキー=内田智裕▽剣道=柊元弘文▽航空=鈴木誠一▽硬式庭球(男子)=相良博昭▽硬式野球=西山明彦▽ゴルフ=勝田良知▽サッカー=藤林富郎▽少林寺拳法=山森靖人、稲増哲▽柔道=豊田裕之▽水上競技=香西壮一▽ソフトテニス=西川学▽卓球=井戸垣隆▽チアリーダー=森常人▽日本拳法=笠井正隆▽ハンドボール=阿部奈南▽バスケットボール(男子)=余維▽バドミントン=玉井久之▽バレーボール=魚住真司▽ボクシング=沼田晃一、大路規▽ラクロス(女子)=姜京守▽ラグビー=堅田利明▽陸上競技=山本泰明▽ワンダーフォーゲル=伊東治己▽アメリカンフットボール=小谷克則▽関西外大心身合氣道=福島一彦【文化会】ギター=染田靖▽軽音楽=伊藤理英▽混声合唱団=杉本裕之▽箏曲=和佐敦子▽フォークソング=塩地弘和▽マンドリン=川村悟▽JAZZ研究会=西郷英樹▽映画研究=篠原信貴▽演劇=本橋美樹▽華道=学生部長預かり▽競技ダンス=武藤輝昭▽茶道=松本恵美▽写真=平田一郎▽書道=山﨑のぞみ▽美術=古田克利▽フラメンコ=村下訓▽落語笑会=学生部長預かり▽英語研究会=浅田忠久、Eason David▽スペイン語会話=DIMartino Luigi▽中国語研究=周小臣▽通訳ガイドクラブ=Bosman Ralph、Shultz John▽国際親善=高木綾▽国際事情研究=渡嘉敷恭子▽新聞=野村亨▽旅研究=村上明子▽出版文芸=豊田順子▽ボランティア同好会「ひまわり」=馬渕恵里【独立団体】F.B.S.放送局=廣本和司▽吹奏楽=津田仁、森田健宏【体育会】バスケットボール(女子)=白井良昌▽バレーボール=内田真弓▽バドミントン=後藤リサ▽硬式テニス(女子)=相良博昭▽ソフトテニス=片山慶隆▽剣道=日木くるみ▽軟式野球=吉田泰謙▽女子駅伝=山本泰明▽硬式テニス同好会=西田透▽ボールゲーム同好会=長友俊一郎▽陸上競技同好会=近藤愛紀▽バスケットボール同好会=小島泰典▽セパタクロー同好会=北尾信夫▽サッカーサークル=大谷泰斗▽陸上競技=山本泰明▽ラグビー=中村俊弘▽フットサルサークル=J.H.M.ウェブ【文化会】ドイツ語研究=池田遊魚▽通訳ガイド=J.N.リーガン▽MJA=安川慶治▽軽音楽=片岡修▽フォークソング=米山敬子▽茶華道=光信仁美▽ダンス=三輪雅人▽中国語研究=相原里美、魏大海▽料理=鵜島三壽▽イベント企画=長谷川晋▽アウトドアサークル=松本俊哉▽フラダンスサークル=杉澤伶維子2016年度クラブ部長・チューター中宮キャンパス学研都市キャンパス今年2月、大分市在住の安藤文也さん(70)が、知人の葬儀のためにフェリーと電車で枚方市に向かう途中、船内で出会った本学短期大学部1年小野田里菜さんが、地理に不慣れな安藤さんの案内役を買って出た。小野田さんはフェリーを下船した後、安藤さんに同行し、電車を乗り継いで葬儀場まで案内した。小野田さんは大分・別府の出身で、帰省先から枚方に戻るところだった。感激した安藤さんは、経緯を地元紙の「大分合同新聞」に投書。同紙3月1日付の「読者の声」欄に「旅先での親切に感謝」の見出しで掲載された。安藤さんはその後、本学学生部にお礼の手紙を添え、安藤さんに渡してほしいと投書が載った新聞を送ってきた。手紙は、「面倒な乗り継ぎの案内のみならず、葬儀場まで同行していただき大助かりでした。温かい思いやりの心に感激ひとしおです。こんな〈優しくて素晴らしい娘さん〉のことを世の中に知ってもらいたい気持ちと、せめて家族の方にでも感謝の心が伝われば」と、投書した理由を記している。安藤さんは同紙のOBという。本学学生に感謝の投書「高齢者案じる優しさに癒やされた」大分の男性、地元紙に元高校教員5人が指導学習支援センターの利用者推移(人)050010001500200025002015年度2014年度2013年度全体短大