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概要

外大通信デジタルブック

[13] THE GAIDAI 2016年(平成28年)7月29日 第285号Balance Sheet and Budget■資金収支予算書 平成28年4月1日から平成29年3月31日まで学生生徒等納付金収入手数料収入寄付金収入補助金収入資産売却収入付随収入・収益事業収入受取利息・配当金収入雑収入借入金等収入前受金収入その他の収入資金収入調整勘定前年度繰越支払資金収入の部合計13,678,000,000457,000,00028,000,000680,000,00003,000,000700,000,000221,000,00008,300,000,00014,297,383,636△ 8,522,558,54920,634,139,14750,475,964,234科    目収入の部予  算(単位:円)この資金収支予算書は、改正学校法人会計基準(平成25年4月22日文部科学省令第15号)に従い作成したもので補助金交付の観点からの表示区分になっています。人件費支出教育研究経費支出管理経費支出借入金等利息支出借入金等返済支出施設関係支出設備関係支出資産運用支出その他の支出予備費資金支出調整勘定翌年度繰越支払資金支出の部合計4,820,000,0003,760,000,0001,117,000,0000013,700,000,000490,000,0005,500,000,000856,652,892300,000,000△ 202,735,62120,135,046,96350,475,964,234科    目支出の部予  算①学納金収入 入学金収入は、前年度実績比百万円減の10億80百万円、授業料収入は前年度実績比3億73百万円減の91億90百万円を計上し、学納金全体では前年度実績比3億81百万円減の136億78百万円を計上した。②手数料収入 入学検定料については前年度実績比11百万円減の4億40百万円を計上した。手数料全体では4億57百万円を計上した。③補助金収入 補助金をめぐる情勢は厳しさを増しているが、教育研究に対する一層の整備拡充や高度情報化推進を目指しており、6億80百万円を目標として計上した。④受取利息・配当金収入 運用資産は増加しているが低金利による利回り低下を考慮して前年度実績比2億67百万円減の7億円を計上した。⑤人件費支出 人件費支出は前年度実績比55百万円増の48億20百万円を計上した。⑥教育研究経費 教育研究環境の整備や情報化の進展に対応し、その充実を図るため引き続き努力する方針であり、前年度実績比8億56百万円増の37億60百万円を計上した。⑦施設・設備関係支出 新キャンパス建設費用等で141億90百万円を計上した。 収入の確保と経費の節減対策は極めて重要な課題である。今後も節電をはじめ全学的な経費節約に一層の努力が必要である。 本学は、新キャンパスの建設など教育環境整備に全力で取り組んでいるが、今後も学生の目線に立った「教育環境の整備、充実」を推進し、「学生の夢と希望を育てる大学づくり」に邁進していく方針である。 平成27年度決算に関する財務情報をホームページにも掲載しています。(総務部)28年度資金収支予算書の主要科目の説明4むすび5学生の夢と希望を育てる大学づくり予算28新キャンパス 年度建設費を計上 2015年度(平成27年度)卒業生の教員就職者は6月10日現在の教職教育センターの集計で83人となった。前年度の65人から18人増えた。 対象は、公立の小・中・高校・特別支援学校、私立学校で、内訳は▽専任教員36人(小学校2人、中学校24人、高校9人、特別支援学校1人)▽常勤講師42人(小学校1人、中学校28人、高校6人、私立学校7人)▽非常勤講師5人(中学校3人、高校1人、私立学校1人)だった。 このほか、既卒者の科目等履修生が7人おり、いずれも専任教員(中学校2人、高校4人、特別支援学校1人)だった。 教職教育センター長の角野茂樹・英語キャリア学部教授は「学生らの仲間づくりと日々切磋琢磨のたまものです。 各界で活躍する本学卒業生による「エグゼクティブセミナー」が7月7日、中宮キャンパスのマルチメディアホールで開かれた。今回の講師は、商社勤務を経て昨年2月に独立し、株式会社ウィファブリック(WEFABRIK)を設立した福屋剛さん(2004年外国語学部スペイン語学科卒業)。起業や就職活動について、在学中の経験、商社マン時代に培った知識などから考え出した方法論に基づいて語った=写真。 福屋さんは本学在籍中に40カ国以上を旅行し留学先はニューヨーク。本学について「自由で楽しいのが校風」と話し、「強みは語学力よりも、多様性を受け入れる力。知らぬ間に垣根を飛び越える力がつく」と表現した。福屋さん自身、現在はグラフィックデザイナーやシステムエンジニアら異業種メンバーと協力して仕事をしており、「学生時代に身に付けた力が、生かされている」と語った。 本学卒業後、福屋さんは大阪の専門商社に就職し、繊維製品の企画、生産、販売を一貫して行うほか、北米、中国向けの輸出などを担当。こうした業務を通じて、世界で年間8000万トン、日本国内で170万トンの繊維製品が廃棄される「大量仕入れ、大量廃棄」の現実を知った。見込み生産の思惑が外れ、メーカーやブランドが大量の在庫を抱えたり、正規品とほとんど変わらない不良品が多く発生したりするからだ。廃棄製品は焼却されたり、埋め立てられたりするが、環境問題を引き起こすこともある。そこで福屋さんは、不良品、中古品ではなく未使用の廃材や残糸を利用して、上質で割安な新商品を世に送り出す試みを始めた。 就職活動にあたってのアドバイスは、「好きなこと、社会のためになる仕事をすること」。「好きなこと」を見つけるため、「10以上の項目をノートにリストアップしてみよう」と提案。また、「社会のためになること」は、身の回りの「不満に思うこと」「改善してほしいこと」「無駄が多いと感じること」を書き出せば浮かんでくると話した。 また、就職活動では、SWOT分析が役に立つという。SはStrength(強み)、WはWeakness(弱み)、OはOpportunity(機会/チャンス)、TはThreats(脅威)の略。「これを自己分析に当てはめれば、実質的な対策になる」とアドバイス。周りに共感する人を増やし、影響力を持つようになるために、「ビジョンを明確に示すことによって、台風の目になろう」というたとえ話で講演を締めくくった。 セミナーには、200人以上の学生が参加。年代が近く、アドバイスも具体的だったため得るものが多かったようで、会場から質問が相次いだ。エグゼクティブセミナー「就活にSWOT分析を」WEFABRIK 社長福屋 剛さんまた、いつもサポートしていただいている先生方の情熱に感謝したい」と話している。2015年度教員就職者18人増の83人大学院入試説明会 大学院入試説明会が7月14日、中宮キャンパスの多目的ルームで開かれた。入学を希望する学生8人と担当教員6人が出席した。学研都市キャンパスにも遠隔中継された。 冒頭、大学院外国語学研究科長の大庭幸男教授が大学院の概要を説明した後、「専門分野の知識を深めるとともに、隣接する領域の広い知識も身につけ、豊かな教養を備えた研究者になってほしい」と激励した。さらに、博士後期課程を修了し学位を取得すれば、任期付きで本学の教員になることができる利点も強調された。続いて、澤田治美、岡田伸夫、和佐敦子、仁田義雄各教授とジョン・ヨングオン准教授がそれぞれ担当する5コースの特徴などについて説明した。