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概要

外大通信デジタルブック

THE GAIDAI 2016年(平成28年)7月29日 第285号[ 14]関西外大の最新ニュースはホームページにも掲載しています http://www.kansaigaidai.ac.jp/ Career Development全体説明で参加企業に挨拶する天野徹・学研都市事務局次長 一人で考えるより、キャリアセンターでの個別面談が有効です。履歴書やエントリーシート、面接などの対策をアドバイスすることはもちろんのこと、本学に直接来ている求人情報の提供も行っています。この求人は、本当に本学の学生を欲しがっている企業からの求人ですので、内々定につながる可能性の高いものです。最近、多くの企業の採用担当者が就職活動中の学生を求めています。現在、全国的にも、本学学生も6 割程度の内々定率であり、企業の採用活動は今後も続きます。チャンスをつかみ取りましょう。 今年は、日本経団連の取り決めにより採用活動開始は6月となっていましたが、現実には、早い企業では3月中旬から、多くの企業で5月中旬から内々定を出しています。そのため就職活動中の学生の中には、内々定を複数社取った学生も少なくありません。とは言え、企業の採用活動はまだ盛んに行われていますので、焦ることなく自信を持ってねばり強く継続してください。就職活動がうまくいかない原因はさまざまですが、もう一度基本に戻り、まずは右記の3点を見直してみてください。 自己分析が不十分で自分の“本当の強み” や“価値観” に気付けていない場合があります。 キャリアセンターでは進路決定における5つのステップを踏むことを指導しています。 なかなか思うように結果が出ない場合、1、2 に立ち戻ることが遠回りのようで近道であり、打開策となります。 こだわりを持つことは大切なことですが、“重視すべき条件” 以外は一旦外して考えることも大切です。“したい仕事を選ぶ” から“絶対にしたくない仕事を選択肢から外す” くらいに考え方を変えてみましょう。応募先が広がりますし、あまり関心のなかった業種の中に入社したいと思える企業があることに気付くこともあります。 せっかく高い能力があっても、また、確固たる職業観やビジョンをもっていたとしても、それを企業に伝える方法が適切でなければ、残念な結果が続きます。履歴書・エントリーシートの内容や面接で話していることと、企業が知りたいと思っていることとのズレがないかどうか、再確認することも大切です。①自分自身を理解できているか②応募する際の条件が厳しすぎないか③自分の考えを企業にうまく伝えられているか1自らの人生観・職業観を養い、人生を歩む上で働く意味を明確にする2自らの魅力を知り、強みを活かす3業界・業種を広く見て、徐々に絞る4企業を絞る5企業風土と自分との相性を見るいま就職活動をしている学生の皆さんへ自信をもって粘り強く継続を自分の軸を大切に自分の強み活かす 秋派遣の長期留学から帰国した4年生が6月18、19の両日、東京・有明の東京ビッグサイトで開かれた「マイナビ国際派就職EXPO2016サマーシリーズ」=写真=に参加した。同イベントは、留学経験や語学力のある学生を求める企業が合同で会社説明会を開くもので、昨年より28社多い199社が出展。このうち、101社は、この会場で書類選考や面接を実施。参加学生は多くの面接を受けた。 学生は、開催前夜に大学が提供するバスで中宮キャンパスを出発。到着後、総合商社や総合コンサルティング企業などグローバル各社のブースを回り、2日間で一人平均10社の説明を聞いた。さらに引率したキャリアセンター職員も、独自に企業を訪問し、本学の留学経験者の特徴など説明に努めた。 参加した学生から▽多くの業界を回り、企業への知識を増すことができた▽外大生同士で情報交換でき、行けなかった企業の情報も得られた▽無料バスが使えて経済的にも助かった―などの感想が聞かれた。 内々定を得ているものの、いまなお就職活動を続ける4年生や、まだ内々定を得ていない学生を対象にした学研都市キャンパスでの「内定が見える合同企業セミナー」(大阪府雇用開発協会協力)が7月9日開かれ、学研、中宮両キャンパスから約20人が参加した。本学の学生を採用したいとする大阪府、和歌山県、広島県の優良中小・中堅企業15社が参加。自社の概要などを説明した=写真㊤。 参加企業は自動車小売業、医療用硝子器具製造、自動車操縦装置製造、総合流通業、木造建築工事業、冷暖房設備工事業、労働者派遣業、金融関係、水道用器具製造販売、スーパーマーケットなど。教室を各企業のブースにしつらえ、学生たちは関心のあるブースを訪れ、説明を受けたり扱う製品について質問していた。 給水装置を扱うブースでは、普段は地中に埋め込まれ見ることがない部品を手に「これは何だか分かりますか」などと聞かれ、学生たちは首を傾げていた。採用担当者から「我が社はこの業界で国内シェア第2位です」との説明に、頷いていた。また、海外進出を進めている自動車操縦装置製造の会社では、「我が社に入社したら海外からの視察者が多いので、語学力を生かして訪問者の工場案内もしてほしい」など、具体的な要望も示された。 一方、学生からの「パソコンの資格を持っているので事務職をやりたいが、どのような仕事があるか」との質問には「いまは、注文が入るとコンピューターが判断するので事務職は少なくなりつつある」などと企業側は答えていた。参加した外国語学部英米語学科の女子学生は「内定はまだありません。語学が生かせるモノ作りの企業をめざしています」と話し、各ブースを回っていた。まだ続く企業の採用活動優良企業をさがせ学研で合同企業セミナー留学経験者求める就活バスツアー