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概要

外大通信デジタルブック

[9] THE GAIDAI 2016年(平成28年)7月29日 第285号Course Evaluation授業内容と進め方に対する評価授業内容はシラバスに沿っている?授業が明瞭で分かりやすい?は約80%しっかり対応している教員質問・相談は遠慮なく適度な?双方向?が理想求められる教員側の工夫授業のシラバスと授業内容の関係教員による説明の分かりやすさ5授業の難易度6設問「この授業はシラバスに沿って行われた」(設問Ⅲ|1) この設問について、「強くそう思う」「そう思う」とした回答は、英語キャリア学部では、春・秋ともに約85%、外国語学部では、春約87%、秋約89%、英語国際学部・国際言語学部では、春約88%、秋約91%、短期大学部では、春約90%、秋約91%、留学生別科では、春約95%、秋約93%である。授業がシラバスに沿っていたという回答が全学部的に90%前後というかなり高い数値となっている。 授業においては教科書の指定とその効果的な活用を積極的に進めるべきであり、教員が配布するプリントのみを教材とする授業については、科目の体系性と学生の自宅における予習・復習をどのように設定しているかについて、各教員の明確な説明が求められよう。英語キャリア 外国語 英国・国言 短期大学 留学生別科授業はシラバスに沿って行われた表6 設問Ⅲ-1(数値は%)■春学期 ■秋学期010203040506070809010085 85 87 89 88 91 90 9195 93設問「この授業の難易度は自分にとって適切だった(スポーツ健康科学については、運動技術の難易度)」(設問Ⅲ|2) 授業が難しいか易しいかは、学生の受け止め方に左右される面がある。しかし、高校までの知識ではまったく歯が立たない内容の授業もあろう。例えば、英文学で、『ハムレット』を原書で読むような場合である。学生諸君には、たとえ難しくても精いっぱいチャレンジしてほしい。 この設問について、「強くそう思う」「そう思う」という回答は、英語キャリア学部では、春・秋ともに約77%、外国語学部では、春約78%、秋約83%、英語国際学部・国際言語学部では、春約79%、秋約83%、短期大学部は、春80%、秋約84%、留学生別科では、春約84%、秋約80%である。 比較的多くの学生が、授業の難易度は適切であったと感じているようだ。授業の難易度については、例えば語学科目で習熟度別のクラス編成をしながら共通の教材を設定している場合には、各クラスの習熟度に合わせた柔軟な展開も今後さらに求められよう。7設問「教員の説明は分かりやすかった」(設問Ⅲ|3) この設問は、教員の説明力と学生の理解力の双方に関係している。教員の側は、学生がよく理解できるように、分かりやすく説明することが求められる。「発問」を工夫したり、具体例を挙げたり、別の言葉を用いたり、学生どうしで議論させるなど、様々な方策が考えられよう。学生諸君には、分からないことについて、どしどし質問してほしい。 この項目で、「強くそう思う」「そう思う」とした学生は、英語キャリア学部では、春・秋ともに約79%、外国語学部では、春約81%、秋約84%、英語国際学部・国際言語学部では、春約82%、秋約84%、短期大学部では、春約82%、秋約84%、留学生別科では、春約91%、秋約89%である。概してかなり多くの学生が教員の説明については分かりやすかったとしているようだ。 だが同時に、「あまりそう思わない」「そう思わない」とした回答は、全体で英語キャリア 外国語 英国・国言 短期大学 留学生別科授業の難易度は適切であった表7 設問Ⅲ-2(数値は%)■春学期 ■秋学期010203040506070809010077 77 78837983 8084 8480通年3%ほどあったことは念頭に置いておく必要はあろう。授業の双方向性8質問や相談などへの配慮9設問「教員からの一方通行的な授業ばかりではなく、学生との間にやりとりがあり、双方向的な授業であった」(設問Ⅲ|4) この設問は、授業の双方向性に関係している。教員の側だけが授業を進める、逆に、学生だけが授業を進めるというのも一方通行的である。教員と学生の間に適度な「やりとり」(インターラクション)が存在することが理想である。 双方向的な授業だったかどうかについて、(双方向的だったと)「強くそう思う」「そう思う」という学生の割合は、英語キャリア学部では、春約79%、秋約76%、外国語学部では、春約77%、秋約81%、英語国際学部・国際言語学部では、春約80%、秋約84%、短期大学部では、春約81%、秋約83%、留学生別科では、春約91%、秋約92%で、どの学部でもかなり高い数値となっている。 ただし、科目の性質や内容によっては、講義科目におけるように、新しい知識の注入・伝達や学生の側の深い思考が重要となるものもあるだろうし、常に学生とのやりとりを維持するのも必ずしも有効ではない面もあろう。その意味では、この項目はあくまでも「学生をおきざりにしない姿勢」を心がけるという意味において、教員側の工夫が求められよう。英語キャリア 外国語 英国・国言 短期大学 留学生別科教員の説明は分かりやすかった表8 設問Ⅲ-3(数値は%)■春学期 ■秋学期010203040506070809010079 79 81 84 82 84 82 8491 89英語キャリア 外国語 英国・国言 短期大学 留学生別科双方向的な授業だった表9 設問Ⅲ-4(数値は%)■春学期 ■秋学期010203040506070809010079 76 7781 8084 81 8391 92設問「授業中や授業外において、質問や相談ができるように配慮されていた」(設問Ⅲ|5) 授業中や授業外で質問や相談ができるようになっていることは、学生にとっても教員にとっても有益である。授業内容にとどまらず、進路相談など、学生諸君は遠慮なく質問・相談をしてほしい。 この設問について、「強くそう思う」「そう思う」という回答は、英語キャリア学部では、春約、秋約78%、外国語学部では、春約80%、秋約84%、英語国際学部・国際言語学部では、春約82%、秋約85%、短期大学部では、春約81%、秋約84%、留学生別科では、春約91%、秋約92%となっている。全学的に質問や相談などについては、学生はかなりしっかりと対応してもらっていると感じていることがうかがえる。英語キャリア 外国語 英国・国言 短期大学 留学生別科質問や相談への配慮度表10 設問Ⅲ-5(数値は%)■春学期 ■秋学期010203040506070809010080 78 8084 82 8581 8491 92