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概要

外大通信デジタルブック

THE GAIDAI 2016年(平成28年)10月14日 第286号[ 2]関西外大の最新ニュースはホームページにも掲載しています http://www.kansaigaidai.ac.jp/ Gaidai News 2017年度公立学校教員採用選考テスト1次選考結果(9月3日現在)で現役の合格者が93人(実人数72人)と過去最高を更新した。今回は、2013年4月に開設された英語キャリア学部英語キャリア学科小学校教員コースの1期生( 26人)が初めて受験し、24人(実人数18人)が合格した。 全体の合格者内訳は、中学校・高校(英語)66人(実人数52人)、小学校27人(同20人)。合格者が多かったのは、中学校・高校が大阪府23人、千葉県12人、兵庫県5人、奈良県5人など、小学校が大阪府7人、大阪市6人などだった。 シンクロ・チームは8人で演技する8チームが出場。規定要素を含むテクニカルルーティンで3位につけた日本は、翌日のフリールーティンで最後の8番目に登場し、合計点でロシア、中国に次ぐ3位となった。 日本のシンクロ・チームの五輪メダルは2004年アテネ大会の銀メダル以来3大会、12年ぶり。 北浦さんは初出場した前回ロンドン大会の車いす100㍍と200㍍でいずれも予選落ちしたが、2 度目の大舞台となった今大会は、出場した2種目とも入賞し、雪辱を果たした。100㍍は好スタートを切ったが、中盤で失速し、今期自己ベストながら7位でゴール。400㍍は中盤から終盤にかけて粘りの走りを見せ、自己ベストとなる日本新記録で6位に入賞した。 丸茂さんは現地での記者会見で、「夢に見たオリンピックでメダルを手にすることができてうれしい。コーチ、チームメイトに感謝している。来年も再来年も世界の舞台でメダルを取り続けていくことが大事」と今後に意欲を見せた。 北浦さんは「自己ベストを目標にしていたのでうれしい。次につながる経験ができた」と収穫を強調していた。 本学卒業生の丸茂圭衣さんと北浦春香さん(いずれも2014年外国語学部英米語学科卒)がそれぞれリオデジャネイロ・オリンピック、パラリンピックにダブル出場した。丸茂さんはシンクロナイズドスイミング・チームで銅メダルを獲得。北浦さんは車いす陸上100㍍と400㍍でともに入賞を果たした。丸茂さんのオリンピック出場、メダル獲得は本学出身者としていずれも初めて。キャンパスは祝賀気分に沸いた。キャンパス 祝賀リオ五輪・パラで活躍おめでとう 丸茂さん、北浦さん 8月学位記授与式が8月31日、中宮キャンパスのコンベンションホールで行われ、大学院、大学、短期大学部合わせて106人が卒業した。内訳は、大学院外国語学研究科博士後期課程1人、同前期課程10人、英語キャリア学部9人、外国語学部英米語学科35人、同スペイン語学科5人、国際言語学部40人、短大6人。 谷本義高・大学学長から、卒業生代表の大学院外国語学研究科博士後期課程の李叶さん、同前期課程の柏田敦子さん、英語キャリア学部の辻鷹介君、外国語学部英米語学科のバネガス・レオナルド君、国際言語学部の鈴木佳恵さんにそれぞれ学位記が授与された。また、谷本榮子理事長(短期大学部学長)から短大英米語学科の井上由梨奈さんに学位記が授与された。 続いて、谷本義高学長が式辞で、「これからも自律して学び続ける努力を惜しまないでほしい。そのためには日本文化を理解することが必要で、一人ひとりが拠って立つ場所をもち、自らの文化を語り、理解を求める努力をしながら異文化を背景にした人々を理解する、そんな生き方を目指してください」と激励した。 最後に、英米語学科長の町田哲司教授が「卒業式は英語で〝commencementceremony?、日本語で〝始まりの式?とも言い、次のステージの始まりでもあります。自己省察を怠らず、今の自分、過去の自分、未来の自分とのつながりの中で検証し、常に成長した新たな自己に出会えるよう、お互いに努力しましょう」と餞の言葉を贈った。 9月入学式が8月31日、中宮キャンパスの多目的ルームで行われ、大学院博士後期課程2人、同前期課程1人、英語国際学部3年次編入学30人の計33人が本学に仲間入りした。 新入生を代表して大学院博士後期課程の段静宜さん、前期課程の唐昭君さん、英語国際学部の頼祥星さん(いずれも中国出身)が誓詞を読み上げた。編入学は全員が中国からの留学生で、秋学期から学研都市キャンパスで学生生活をスタートさせる。 谷本義高大学学長は「建学の理念である『国際社会に貢献する豊かな教養を備えた人材の育成』『公正な世界観に基づき、時代と社会の要請に応えていく実学』のもとに、確かな知識と教養を修めてください」と、歓迎の言葉を述べた。 リクルート社が高校3年生を対象に行った「進学ブランド力調査2016」の結果がまとまり、9月1日発行の「リクルート カレッジマネジメント」誌200号に掲載された。それによると、本学は関西エリアでの「志願度」が10位(前年12位、以下同様)となり、男子14位( 19位)、女子9位( 11位)といずれも順位を上げた。文系志望者に限ると全体は7位(9位)で、男子は11位( 12位)、女子は5位(4位)。また、「知名度」は関西全体で前年と同じ19位、文系では、男子18位( 16位)、女子15位( 14位)だった。 調査は、関西、関東、東海の3エリアの高校3年生7万4000人に調査票を郵送して回答を依頼。関西エリア(2府4県)の大学は、地区内の144校と地区外の110校を合わせた計254校が対象で、有効回答は2710件だった。 大学のイメージとして、本学は、「国際的なセンスが身につく」が、関西で前年に引き続き、全体、女子が1位、男子は7位(6位)だった。この項目は、東海で全体4位(6位)、男子7位(8位)、女子3位(6位)。関東でも全体10位( 15位)、男子12位( 15位)、女子10位( 18位)となり、他エリアでも高い順位となった。 特徴的だったのは「専門的分野を学べる」が、関西で全体6位(8位)に入り、男子が3位( 17位)と大幅アップしたこと。女子は12位(5位)で、他の質問項目と異なり、男女逆転の結果となった。 感性的イメージを問う質問では、▽「先進的な」=男子3位( 17位)、女子12位(5位)▽「明るい」=女子13位(6位)――などが15位以内に入った。リクルート・ブランド力調査関西エリア「志願度」10位小学校教員コース初受験教職1次試験 現役最多の93人合格106人巣立つ8月学位記授与式9月入学は33人銅メダル獲得を喜ぶ丸茂圭衣さん(前列右端)らシンクロチーム代表(読売新聞社提供)中宮キャンパスに掲げられた祝賀横断幕北浦春香さん