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概要

外大通信デジタルブック

Kansai Gaidai KANSAI GAIDAI UNIVERSITYKANSAI GAIDAI COLLEGEDecember 21, 2016 No. 287CampusCalendarキャンパスカレンダーDecemberJanuaryFebruary12月24日(土)12月24日(土)12月24日(土)1月6日(金)1月10日(火)~25日(水)1月14日(土)、15日(日)1月25日(水)1月28日(土)1月30日(木)~2月3日(金)2月7日(火)~9日(木)2月8日(水)2月16日(木)2月17日(金)、18日(土)春派遣留学生壮行会秋学期授業終了仕事納めFD授業実践研究フォーラム秋学期 期末試験大学入試センター試験留学生別科春学期授業開始IRI言語・文化コロキアム業界研究会一般入試前期日程(合格発表=16日)3年次編入学試験IRI言語・文化研究フォーラム大学院入試(合格発表=22日)THE GAIDAI 関西外大通信中宮キャンパス(大学院・大学・短期大学部)関西外国語大学孔子学院学研都市キャンパス(大学)〒573-1001 大阪府枚方市中宮東之町16-1TEL. 072(805)2801〒573-0195 大阪府枚方市穂谷1丁目10-1TEL. 072(858)0021関西外国語大学関西外国語大学短期大学部大 学 院外国語学研究科言語文化専攻博士前・後期課程英語学専攻博士前・後期課程英米語学科英米語学科スペイン語学科英語キャリア学科 小学校教員コース外国語学部英語キャリア学部英語キャリア学科留学生別科国際言語学部国際言語コミュニケーション学科英語国際学部関西外大の最新ニュースはホームページにも掲載しています http://www.kansaigaidai.ac.jp/英語国際学科 本学は11月23日、卒業生でリオデジャネイロ・オリンピックのシンクロナイズドスイミングで銅メダルを獲得した丸茂圭衣さん(2014年外国語学部英米語学科卒)とパラリンピックの車いす陸上400㍍などで入賞した北浦春香さん(同)に理事長賞を贈った。同日、本学を訪れた丸茂さんと北浦さんに谷本榮子理事長が賞状を授与、谷本義高大学学長が記念品を手渡した。 理事長は「よく頑張りましたね」とねぎらいのことばをかけ、学長は「輝かしい成績を残されて、こんな名誉なことはありません」とたたえた。 アスリート枠で現在の所属会社に入社した丸茂さんは「月の大半は合宿で、水の中に12時間ほどいます。泳いでいるか、寝るか、食べるかです」と練習に明け暮れる生活ぶりを紹介。一般社員として企業に就職した北浦さんは「練習時間を確保するのが難しかったが、仕事をしているからこそ練習にメリハリがついた面もあります」と話した。当面の目標について、丸茂さんは来年の世界水泳、北浦さんは来年の世界選手権を挙げた。 第45代アメリカ大統領に選出されたドナルド・トランプ氏は、選挙期間中、メキシコとの国境に壁を築くと発言し物議をかもした。外敵や異民族に備えるために築かれた壁といえば、秦の始皇帝の時代に建設が始まった「万里の長城」が思い起こされる。アメリカに目を向ければ、金融の中心地「ウォール街」は、17世紀、オランダ人入植者たちが先住民の襲撃に備えて築いた防護壁にその名を由来する。現代ヨーロッパでは、東西冷戦時代、人々の移動を妨げるために「ベルリンの壁」が建設され、冷戦終結にともなって撤去されたことが記憶に残っている▲本来、壁は集団の生存を守り安全を確保するためのものであった。その最小単位は家族が暮らす住居を風雨や寒さなどから守る壁であろう。ところが、時として権力者によって築かれた壁は、自分たちとは異質なものを排除して、内部の同質性を維持・強化し、さらに権力を誇示するために行われる政策の可視化であることが多い▲話は変わるが、歴史的な地域を歩いていると、心惹かれる壁に出会うことがある。東大寺二月堂へと、ゆったりと迂回する緩やかな石畳を上っていく道の両側に建つ土塀である。黄土色の土塀の間からそっと姿を現す二月堂は控えめで、訪れる人を圧倒することはない。ゆっくりと石段を登っていくと、いにしえの香りを運ぶ微風が頬をなぜ、天平文化の担い手たちが土壁の道を行きかうのが幻視できる。▲果たしてアメリカが国境に壁を築くかどうかわからないが、もし建設されれば、それは大地と時間と、そして人々を分断するものになるであろう。万代池   英 語 国 際 学 部 教 授   杉澤伶維子賞状を手にする丸茂さん(手前右)と北浦さん(同左)スタートする1区の竹山楓菜選手(後方のゼッケン20)全日本大学女子駅伝女子駅伝部 位13リオ活躍理事長賞丸茂さん(シンクロ)北浦さん(車いす陸上) 女子駅伝部は12月30日に静岡県の富士山麓で行われる2016富士山女子駅伝(全日本大学女子選抜駅伝競走)への2年連続2回目の出場を決めた。コースは富士宮市・富士山本宮浅間大社前?富士市・富士総合運動公園陸上競技場の7区間43・8㌔。21チームが出場する。本学は昨年13位だった。大会はフジテレビ系列で全国に生中継される。 一方、第3回日光いろは坂女子駅伝大会が11月27日、14大学15チームが参加して栃木県日光市の6区間23・4㌔で行われ、本学女子駅伝部は1時間33分37秒で4位となった。本学は一昨年が4位、昨年が2位。優勝は1時間32分41秒の大東文化大学で2連覇を飾った。関西勢では、大阪芸術大学が2位に入った。富士山駅伝 2年連続の出場 第34回全日本大学女子駅伝対校選手権大会が10月30日、仙台市で行われ、3年連続3回目出場の本学女子駅伝部は13位だった。昨年と同順位。タイムは2時間8分53秒で昨年より1分30秒縮める大会ベストだった。 レースは仙台市陸上競技場をスタート、市役所前市民広場をフィニッシュとする6区間38㌔のコースで行われ、シード校・地区代表校25校とオープン参加の東北学連選抜の計26チームが出場した。 本学女子駅伝部は1区の竹山楓菜選手(英語国際学部3年)が12位で発進。2区の田中愛里選手(英語国際学部2年)と3区の床呂沙紀主将(国際言語学部4年)がいずれも区間7位の走りで順位を1つずつ上げて前半で10位につけた。 後半は、4区の中島みなみ選手(英語国際学部2年)が区間15位、5区の渡部貴江選手(英語国際学部3年)が同14位、アンカーの冨士原きらり選手(英語国際学部2年)が同18位で力走したが、順位を上げられなかった。 女子駅伝部は今年初めて全学年がそろい、次回大会のシード権を獲得できる初の8位入賞を目指したが、目標達成は来年以降に持ち越しとなった。 大会は松山大が初優勝。関西勢は、立命館大が2位、京都産業大が4位、大阪学院大が6位で、以上3校が次回大会のシード権を獲得。関西大は9位、大阪芸術大は19位だった。 本学からは、職員、チアリーダー部、吹奏楽部、留学生計30人が現地入りして応援した。ほかに選手の父母らがコース沿道で「関西外大」ののぼりを掲げて声援を送った。 (2面に関連記事)仙台市陸上競技場で女子駅伝部にエールを送る本学チアリーダー部員