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概要

外大通信デジタルブック

[3] THE GAIDAI 2016年(平成28年)12月21日 第287号Gaidai Newsグローバルタウン素描 学生、教員、職員、OB・OG、さらに社会人と、大学に関係するさまざま人々が行き交う。5つのゾーンに分かれた御殿山キャンパス・グローバルタウンの第4ゾーンは、そんな光景を演出することだろう。ここはまさに「交流」の場である=イメージ図㊦。 北に学生食堂と教職員食堂、南に事務室と研究室からなるオフィス棟、東に書店・文具店・旅行代理店、西には図書館のラーニング・コモンズ。周囲をそれらの建物に囲まれた中庭ともいえる空間には、パラソルとテーブル、いすを備えた休憩スペースがいく組も設けられ、語り合うグループの輪が広がることだろう。 天気のいい日には、ふりそそぐ陽光の下で、花壇の脇に腰掛けて談笑する人々、木立の下を散策する人々、思い思いにひとときを過ごす姿も見えるに違いない。 学生食堂カフェテリアは約300人収容。東、西、南の3方向に窓を大きく取った形に設計され、ふんだんに光が差し込む明るいイメージだ。その奥、北側には教職員食堂が隣接する。こちらは約55人を収容。さらにその北は、学生と留学生の居住スペース「GlobalCommons 結―YUI―」の西端だ。 オフィス棟は事務室部分が北側に突き出た形状で、1階に全ての事務部門が入居し広さ約950平方㍍。キャリアセンターなどには企業の担当者ら外部の人々も出入りする開かれた空間でもある。2階には大会議室や講師控え室などが設けられる。 オフィス棟の南側につながる形の研究室部分は5階建てとなる。1階は会議室や応接室、2?5階部分に研究室計78室が入る。御殿山キャンパス・グローバルタウン 5つのゾーン第4ゾーン様々な人々が行き交う交流の場事務室950㎡ 学生食堂300人収容4第4ゾーン 英語キャリア学部英語キャリア学科小学校教員コースの1期生が2017年度公立学校教員採用選考テストを受験し、11月24日現在の教職教育センターの集計で、最終選考に13人(のべ人数)が合格した。 小学校教員コース1期生は26人。うち23人が教員採用選考テストを受験し、複数の受験地での重複合格を除いた合格者の実人数は12人で、52%という高い合格率を達成した。1期生のうち、教員採用選考テストを受験しなかった3人は、1人が国立大学大学院に進学、2人が企業への就職が内定した。 一方、本学全体の現役合格者は50人(のべ人数。実人数は42人)だった。 小学校教員コース以外の学部・学科別の合格者数は、英語キャリア学科2 2017年度公募制推薦入試が11月19、20両日、中宮キャンパスと東京、金沢、名古屋、広島、福岡の各会場で行われた。26日に合格発表があり、大学、短期大学部の計3209人が合格した。 合格者の内訳は、大学が英語キャリア学部英語キャリア学科158人(競争率6.5倍)▽同小学校教員コース33人(2.8倍)▽外国語学部英米語学科1255人(3.4倍)▽同スペイン語学科279人(2.8倍)▽英語国際学部857人(2.8倍)。短大部は627人(1.6倍)だった。 また、大学3年次編入学11月選考の合格者は、外国語学部英米語学科1 0 9 人(2.6倍)▽同スペイン語学科1 人(5.0倍)▽英語国際学部14人(1.9倍)。英語国際学部については別途、第2志望での合格者も発表している。 また、特別入試が10月16日に行われ、大学721人、短大部353人が合格した。内訳は次の通り。 大学=指定校622人(英米語学科208人、スペイン語学科110人、英語国際学部304人)▽2カ年留学チャレンジ5人(英語キャリア学科5人)▽特技S・A・B・C 86人(英米語学科66人、英語国際学部20人)▽帰国生徒8人(英米語学科7人、英語国際学部1人) 短期大学部=指定校351人▽社会人B2人入  試スタート公募推薦3209人合格1期生の教員試験合格率は52%国立大大学院進学、企業内定者も小 学 校教員コース 学研都市キャンパス単独の第7回オープンキャンパスが10月23日、秋めいたなかで開催され、昨年を100人近く上回る617人が参加した。今回初めて、留学中の学生がインターネット電話サービス・スカイプを通して海外2か所から生出演した=写真。 午前11時から講堂でオープニングセレモニーがあり、大学紹介のDVDが上映され、入試業務課の甲斐博識主任が来年度の入試概要を説明した。 講堂ではこの後、いずれも英語国際学部2年でカナダ・リジャイナ大学に留学中の塩邊歩菜さんと、中国・西安外国語大学に留学中の古閑えりさんがスカイプで現地から留学生活を報告。大型スクリーンに2人の姿が映し出され、留学先の大学の概要や勉強の内容、滞在先の様子などについて交互に語った。オーストラリア・クイーンズランド工科大学への留学から帰国した山本啓太郎君も参加した。 卒業生講演では、JALスカイの羽田空港国際線でグランドスタッフを務める伊藤千晴さん(2008年国際言語学部卒業)が本学を選んだ理由や仕事の内容などについて語り、「家族に感謝する気持ちを忘れず、最後まであきらめないで頑張ってください」と激励した。 模擬授業として、中野誠・英語国際学部教授がPBL(課題解決型授業)、相原里美・同准教授が中国語、片山慶隆・同准教授が国際関係論の授業をそれぞ5回に分けて行った。 禁煙に関するセミナーが12月1日、中宮キャンパス1105教室で開かれ、有澤総合病院の寺崎由香医師が「年代別禁煙攻略法」と題して講演した。学研都市キャンパスにも中継され、両キャンパスで職員、学生らが出席した。本学は2018年4月から学内全面禁煙を実施する予定。 2018年春に開学する新キャンパス「御殿山キャンパス・グローバルタウン」の現地視察会が11月2日、16日、17日の3日間行われ、教職員約200人が参加した。いずれの日も午前と午後の計4班に分かれ、マイクロバスで中宮キャンパスを出発、約35分の行程で、現場事務所で説明を受けた後、車内から工事現場の様子を見て回った。 事務所では、施工業者・竹中工務店の中野達男・総括作業所長が全体状況を説明し、「これだけの工事を20か月でやるというまれにみる短期工事だが、順調に進んでいる」と強調した。 続いて、担当者が、ドローンで上空から撮影した10月末現在の写真(上)を見せながら、工事の進捗状況について話した。図書館は3階の床まで組み上がった状態で、教室は西側から工事が進められており、工場で製造したコンクリートのブロックを現場で組み立てるPC工法を多用している。学生と留学生の居住スペース「Global Commons 結―YUI―」は在来の鉄筋コンクリート造となっている。 工事は10月末現在、金額ベースで進捗率約20%。計画より半月ほど早いペースという。2017年末に完成し、学研都市キャンパスからの引っ越しの後、18年4月開学する予定。禁煙セミナー開催オープンキャンパス学研単独に610人第7回新キャンパス建設現場視察会教職員200人参加 担当者「工事は順調」人(実人数2人)、外国語学部英米語学科25人(同22人)、国際言語学部10人(同6人)。ほかに教員免許を取得するため科目を履修している科目等履修生が4人(同3人)。 現役合格者の内訳は、中学・高校教諭(英語)が35人、小学校教諭が15人。都道府県別では、大阪府21人、兵庫県5人、千葉県5人、大阪市4人などの順に多かった。全体の現役合格は50人