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概要

外大通信デジタルブック

THE GAIDAI 2016年(平成28年)12月21日 第287号[ 8]関西外大の最新ニュースはホームページにも掲載しています http://www.kansaigaidai.ac.jp/ Gaidai News 「一祭合祭来てみな祭」をテーマにした外大祭は初日、時折雨が降るなか、中宮キャンパスの円形ステージを中心に各種イベントが行われた。開祭式のあと、報徳幼稚園児によるマーチングがあり、保護者が見守る中、統率のとれた演奏をした。初開催の「女装・男装コンテスト」では、セーラー服やレオタードを着た男子、学ラン姿の女子がダンスを競った。 谷本記念講堂では、吹奏楽部の演奏があり、チアリーダー部パイレーツが華麗な演技を見せた。各教室、学生ラウンジではクラブ・サークルが作品を展示したり、演奏や踊りを披露したりした。クラブ館アリーナでは、競技ダンス部と市民のダンスサークルが社交ダンスで交流した。 2 日目は、お笑いタレントNON STYLE らが出演して講堂は笑いに包まれた。講堂では続いて、ミス・ミスターコンテスト「真の美姫、輝王子はだれだ」が開かれ、ファイナリストに選ばれた計10人が観客にアピール。入場者の投票により、ミスターは外国語学部英米語学科3年山本翔君、ミスはネパール出身で同4年シュレスタ・メガさんが栄冠をつかんだ。 好天に恵まれた2日目は入場者でふくれあがり、フラメンコ部「アンダハレオ」の演舞などは立ち見が出るほどの盛況ぶりだった。 「@穂―む大作戦 ?本気を出す準備はできているか?」がテーマの穂谷祭は学研都市キャンパスの体育館でオープニング。実行委員会の黒田裕司委員長が「今年の穂谷祭は伝統を引き継ぎ、新しさも加えました。本気度を感じ取ってください」とあいさつした。 小雨交じりの天気のため、イベントは屋内で行われた。体育館ではオープニングに続いて仮装コンテストがあり、7組がエントリー。仮装のおもしろさとパフォーマンスを競った。各クラブの実演が行われ、フラダンス部は総勢21人がさわやかな黄色を主体にした衣装で登場し、ディズニーのハワイアンなど4曲にのってしなやかな踊りを見せた=写真。 体育館下のピロティでは、クラブ・サークルなどの模擬店24店が趣向を凝らした看板を並べ、昼食時間帯は混雑した。地元の食材を使った地域屋台は穂谷農園のカボチャを使ったカボチャ・スープを無料で提供し、順番待ちが出るほど繁盛した。 初日は講堂で俳優の佐藤健さんを招いたトークショーがあり、約600席の会場が満席となる人気ぶりだった。 中宮キャンパスの外大祭、学研都市キャンパスの穂谷祭が10月28、29の両日、行われた。2 日目は中宮でホームカミングデーもあり、多くの人たちが訪れ、にぎわった。学生たちは、日ごろのクラブ・サークル活動の成果を披露し、模擬店で自慢の味を競った。クラブ・サークル活動成果上々外大祭 穂谷祭一祭合祭@穂―む 吹奏楽部(主将・外国語学部英米語学科4年横山柚季さん)とチアリーダー部(同・英米語学科3年室谷美月さん)が「社会を明るくする運動」への貢献を認められて法務大臣感謝状を授与されることが決まり、10月20日、大阪国際交流センター(大阪市天王寺区)で開かれた2016年度大阪更正保護大会で吹奏楽部主将の横山柚季さんが代表して感謝状を受け取った=写真㊨。 「社会を明るくする運動」は、法務省の主唱で、明るい社会を築くことを目的に犯罪や非行の防止、罪を犯した人たちの更正を促す全国的な啓発活動。吹奏楽部とチアリーダー部は、同運動強化月間の7月に枚方市内で開かれた式典やセレモニーに参加するなど、毎年、運動に協力しており、その功績が評価された。両クラブは、これまで同運動で大阪保護観察所長の感謝状などを贈られているが、法務大臣感謝状を授与されるのは初めて。 大阪更正保護大会は、大阪府保護司会連合会、大阪更正保護施設連盟、大阪保護観察所の主催で開かれ、関係者約1000人が参加。記念講演の後、各表彰が行われた。横山さんは「毎年、運動への協力活動を続けてきた積み重ねの結果が認められ、やりがいを感じます。後輩たちにも受け継いでいってもらいたい」と話していた。 一方、チアリーダー部に対しては、10月24日、枚方・交野地区保護司会から主将の室谷美月さん=写真㊧=に感謝状が授与された。室谷さんは「だれでももらえる賞ではないので、気持ちを新たに表彰に恥じないよう今後も活動を続けたいと思います」と語った。「社会を明るくする運動」法務大臣感謝状吹奏楽部チアリーダー部 演奏会は3部構成で、第1部シンフォニック・ステージのオープニング曲は、ロバート・シェルドン作曲「TheStorm chasers」。メリハリの効いた軽やかなサーカスマーチをはつらつと演奏し、観客を引き込んだ=写真㊤。 続いて、映画「タイタニック」のサウンドトラックを編曲したタイタニックメドレー。平和な航海から沈没の悲劇へと変化に富んだ海の世界を表現した。最後は、指揮者の小野川昭博氏が客員指揮を務めた「Spirited Away」が披露され、アニメ「千と千尋の神隠し」のテーマソング6曲が奏でられ、宮崎駿作品の世界を再現した。 第1部終了後、主将の横山柚季さん(外国語学部英米語学科4年)があいさつに立ち、クラブ活動を続けてきたことについて、両親をはじめ、部員や先輩らみなさんに感謝したいと語った。 第2部では、卒業生の元部員約50人と現役部員50人とのジョイント・コンサートが実現した。司会の部員が卒業生3人にインタビューする形で進行。「ディープパープルメドレー」「AKB48メドレー2」「生命の奇跡」「宝島」の4曲を、世代を超えた息の合った演奏で聞かせた。 第3部のマーチング・ステージ=写真㊧=は「Thanks for you ?3 と9 のことば遊び?」と銘打った。「銀河鉄道999」のテーマ曲、ロックバンドの「3月9日」(さんがつここのか)、東日本大震災の被災者を励ます歌「花は咲く」など3と9を盛り込んだ曲が、マーチングバンドやカラーガードの華やかなショーとともに次々と演奏された。最後は、ファンキー・モンキー・ベイビーズの「ありがとう」で締めくくり、温かみのあるメロディが会場を包んだ。 吹奏楽部の第39回定期演奏会が12月3日、中宮キャンパスの谷本記念講堂で開かれた。開催回数「39」の語呂合わせで「Thank you」をテーマに、「感謝」を前面に掲げた演奏を届け、大勢の観客を魅了した。39(Thank you)回目感謝を込めて吹奏楽部定期演奏会はつらつと フラメンコ部アンダハレオの2016年度公演が12月11日、中宮キャンパスのマルチメディアホールで開かれた。テーマは「UnaCasita」(ウナカシータ=小さな家)。家族のような仲の良い活動をアピールするとともに、近づいたクリスマスの曲を取り入れて情熱的な踊りを披露し、訪れた観衆と一緒に盛り上がった。 公演は2部構成で、1部はスペインのクリスマスソング「ビジャンシーコ」に乗ってメンバーが入場。さまざまなメロディーやリズムを使ったクリスマス曲が歌われ、会場を一足早い聖夜の気分で包み込んだ。続いて、厳かさと陽気さを合わせもつソレア・ポルブレリア、滑稽さを醸し出すガロティン、タンゴのメロディーで重厚な歌を披露するティエントと、フラメンコの代表的な曲種が次々と演じられた。 1部終了後、主将の沖本彩伽さん(外国語学部スペイン語学科3年)が「アンダハレオを家族のような存在にしようと活動してきました。その成果の一つが、この公演です。『オレ』(いいぞ)と声をかけてください」とあいさつ。 2部は春祭りの歌と踊りのセビジャーナスで幕を明け、明るく陽気な雰囲気が満ちた。卒業生の元部員によるステージの後、4年生4人が強いアクセントとリズミカルなタンゴ・デ・マラカを一人ずつがソロで歌った後、全員で合唱した。 続いて、明るく躍動感あふれる曲調のアレグリアスを女性4人が歌と踊りで見せた。対照的にしっとりとした曲調のソレアがソロステージで演じられ=写真、もの悲しいメロディーに観客が聞き入っていた。最後に、全員がステージに現れ、再び祭りの曲、セビジャーナスを楽しく歌い、踊った。情熱的にアンダハレオ公演