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概要

外大通信デジタルブック

THE GAIDAI 2017年(平成29年)2月21日 第288号[ 2]関西外大の最新ニュースはホームページにも掲載しています http://www.kansaigaidai.ac.jp/ Gaidai News学長賞を受賞した( 左から)男子ソフトテニス部副主将の山口凱君、松尾梨央さん、床呂沙紀さん 2016年度学長賞は、マラソン3大会で優勝した女子駅伝部の国際言語学部4年床呂沙紀さん、高円宮杯第50回全日本スペイン語コンクールでスペイン大使賞に輝いた外国語学部スペイン語学科4年松尾梨央さん、関西学生ソフトテニス秋季リーグ戦で優勝した男子ソフトテニス部の受賞が決まり、2月1日、中宮キャンパスで授与式が行われた。それぞれに表彰状と副賞の図書カードが贈られた。 床呂さんは、2016年11月から12月にかけての約1か月間に行われた、いびがわマラソン(岐阜県揖斐川町)、福知山マラソン(京都府福知山市)、奈良マラソン(奈良市・天理市)の女子の部でいずれも優勝する快挙を成し遂げた。2年連続で出場した1月29日の大阪国際女子マラソンでは22位でゴールし、自己ベストを更新した。 松尾さんは、3月に開かれた公益財団法人・日本スペイン協会主催の同コンクールで全国の予選を勝ち抜いた社会人、大学生、高校生計12人の中からスペイン大使賞を受賞した。ペルーのペルーカトリック大学に留学していた経験をもとに、公共交通機関での座席の譲り方など、ペルーと日本の習慣の違いをテーマにした。 男子ソフトテニス部は春・秋を通じて初めて1部リーグで優勝し、強化クラブとなって17年目で初めて関西トップに立った。1995年にスタートした関西学生ソフトテニスリーグ戦で優勝した大学は、同志社、関西学院、立命館、関西、近畿、天理、大阪商業、大阪体育各大学に続き、本学で9校目となった。 授与式で津田仁学生部長(外国語学部教授)は「みなさんのあげた成果は関西外大にとっても大変な誇りで、たくさんの学生に元気と勇気を与えてくれました。それぞれの分野でさらに〈自己新記録〉を作ってもらいたい」と激励し、学研都市キャンパスの白井良昌学生部長(英語国際学部教授)は「日々の努力、負けたくないという反骨精神が名誉ある賞につながったと思います。今回の栄誉と誇りを胸に今後も精進し、ステップアップした姿を見せてください」とねぎらった。 授与式の後、床呂さんは山本泰明・女子駅伝部監督(英語キャリア学部准教授)とともに谷本榮子理事長に大阪国際女子マラソンの結果について報告した。床呂さんは自らの大学時代について、「山本監督の指導を受け、マラソンという競技に出合えたことをありがた 大学入試センター試験が1月14、15日の両日行われた。本学中宮キャンパスでは初日に14教室、2日目に8教室を使い、920人が受験した。 一方、一般入試前期日程が2月7?9日に行われた。7日の短期大学部は中宮キャンパスで実施され、第2志望を除く441人が受験。8日(外国語学部スペイン語学科、英語国際学部英語国際学科)と9日(英語キャリア学部、外国語学部英米語学科)は中宮キャンパスと東京、金沢、名古屋、広島、福岡の5会場で実施され、4128人が受験した。センター・一般入試前期試験を実施 2017年度オープンキャンパスの日程が次の通り決まった。会場は中宮キャンパスのみで、開始はいずれも午前11時。 第1回=4月30日(日) 第2回=6月4日(日)中宮キャンパス文化博覧会同時開催 第3回=7月29日(土) 第4回=7月30日(日) 第5回=9月17日(日)公募制推薦入試対策講座同時開催 第6回= 12月16日(土)一般入試対策講座同時開催17年度オープンC学長賞に一箭君英語キャリア学科学修成果発表会マラソンの床呂さんスペイン語松尾さん男子ソフトテニス部■他の発表者とテーマは次の通り。◇角川 摩利「The bridge that helps Americans appreciatetheir racial issues」◇堤野 紘明「コミュニケーション能力向上の為の英語教育と文法教育の関係」◇鎌田 彩花、柳井 駿作、辻田 功暉、平松 啓太「Bernard Malamud,“The Magic Barrel” (1958)」◇和田 侑加「新しい価値創造ツール/キュレーション」◇上竹沙也加「クラウドソーシング業界の課題と打開策、そして可能性」◇橋本野乃花「Ecotourism in Japan:Learning from the Swedish Example」◇渡辺 彩音「A Study in African AmericanDiscrimination and “Self-hatred”」学長賞く思っています。大学には環境を整えていただき、さまざまなサポートもしていただき感謝しています。後輩たちへの支援も引き続きお願いします」と話した。 英語キャリア学部英語キャリア学科4年生の第3回学修成果発表会が12月17日、中宮キャンパス・マルチメディアホールで開かれた。計8組(個人とグループ)が質疑応答を含め持ち時間15分でプレゼンテーションを行った。この日は中宮キャンパス単独のオープンキャンパスもあり、学生や教員のほか高校生や保護者らも見守った。 男女学生2人の司会で進められ、担当教員と企業関係者が審査員を務めた。8組が研究成果の発表を終えた後、岡田伸夫・英語キャリア学科長が「テーマは、英語学やグローバル・ビジネス、国際教養など多岐にわたり、英語学と社会学のコラボという英語キャリア学科にふさわしいものになりました。下級生にとってもいいモデルになったと思います」と講評した。 審査は、発表の内容やプレゼンテーション力など5項目について行われ、最優秀の学長賞には、「IncreasingNumbers of Foreign Residents: HowCan Local and Foreign Residents Avoidand Overcome Conflicts?」をテーマに、日本に住む外国人と地元住民とのトラブル解決の方法について発表した一箭歩真(いちや・ほさな)君が選ばれた。優秀賞の皆さん 関西外大の提携校である豪ウェスタンオーストラリア大学のケント・アンダーソン副学長が2月10日、本学を表敬訪問し、中宮キャンパスで谷本榮子理事長、谷本義高学長と懇談した。本学と共同開発する新たな英語の特別教育プログラム「SuperIES プログラム」(2017年度導入予定)についても意見交換した。町田哲司・外国語学部教授(英米語学科長)、矢野義博・国際交流部事務部長らが同席した。 共同開発するIESプログラムについて、谷本学長が、「共同開発していただいてありがとうございます」と切り出すと、アンダーソン副学長は「本学として初めての試みで、すばらしいこと。成功すれば、いいモデルになれる。この基礎のうえに関係を深められたらと思います」と期待を示した。 アンダーソン副学長によると、ウェスタンオーストラリア大は、5年ほど前から、留学生を積極的に受け入れており、中国、台湾、スリランカなどと提携している。「関西外大とは20年来の付き合いがあり、信頼性があるのでスムーズにいくと思う。今は、シンガポール、マレーシアの留学生が多いが、多様性が必要だ」と述べた。 ウェスタンオーストラリア大は1911年創立の公立大。豪州西部パースの近郊にあり、学生数は学部と大学院を合わせ約2万4000人。本学とは1996年に提携し、これまでに同大から101人を受け入れ、本学から43人を派遣した。豪・ウェスタンオーストラリア大学アンダーソン副学長が来学、理事長らと懇談新たなIESに期待理事長、学長と懇談するアンダーソン副学長(右)学長賞に選ばれた一箭君