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概要

外大通信デジタルブック

[9] THE GAIDAI 2017年(平成29年)2月21日 第288号Career Development内定者がアドバイスES 3月までに完成を3月3日から学内合同企業説明会就職活動解禁まで あとわずか 中宮・学研都市両キャンパスでの就職ガイダンスが終了し、3年生は3月1日の就職活動開始に備えた。 中宮では1月27日、7回目のガイダンスを開き、「面接の評価ポイントと対策」をテーマに学んだ。キャリアセンターから面接の基本として「グループディスカッション」では▽集団の中での態度、行動▽議論への参加度、貢献度▽予想外の事態への対応力―など、「グループ面接」では▽コミュニケーション能力や話を聞く態度、姿勢▽突発的な質問への対応力、柔軟性▽最低限のマナー、質疑応答ができているか―など、「個人面接」では▽人物像、能力、志望度を多面的に分析▽切り込んだ質問への頭の回転の速さ、対応力を見る―など評価ポイントを説明。スーツや髪型など身だしなみ、マナーには十分配慮し、「面接官がどう感じるかが重要」と話した。 ガイダンス後半は、吉川嵩人君(外国語学部英米語学科4年)と松成友李さん(英語キャリア学科同)の内定者2人に、キャリアセンターの藤岡弘樹主任が面接官役で面接体験を再現=写真。自己PRでは「ボクシング部の主将として、チームを引っ張り、各種大会で勝利した」ことなどをアピール。会社を選んだ理由では「海外事業を展開している点」をあげた。松成さんは「何事にも挑戦し、妥協しないことが私の強み」とPR。留学で得たものとして「時間の調整、使い方がうまくなった」と答えた。 このあと対談で「面接で苦労したこと」について、吉川君は「事前準備の必要性を痛感した」。松成さんは「面接官から『あなたの話は抽象的』と指摘された。自分では具体的に話しているつもりだったが、聞き手には伝わっていなかった。話し方を工夫することに苦労した」と話した。 中宮では、2月15日に最終回の就職 英語国際学部のPBL(課題解決型授業)履修生と、大阪府商工労働部がタイアップしたイベント「幸せ就活」が1月26日、学研都市キャンパスで開かれ、企画に応募した3年生約60人と、参加した企業8社がよりよい出会いを求めて有意義な一日を過ごした。 イベントは、神田修悦教授の指導を受ける学生が、大阪府商工労働部から与えられた課題「中堅・中小企業と学生のマッチング向上策」を考えるなかで、「就活の考え方を変えて幸せになろう」と提案。学生主導のイベントとして実施された。参加企業は▽宮川化成工業▽ペガサスミシン製造▽中西金属工業▽若井ホールディングス▽錦城護謨▽エスペック▽京都科学▽ホソカワミクロン―の8社。 イベントは、PBL履修生が学生目線で研究・取材して選び出した企業に参加を要請。この日8社の採用担当者が参加した。各教室では、就活を双六のような人生ゲームに例えて「業界研究」「面接」などのカードで立ち止まり、採用担当者からその都度、詳細な説明がされた。第2部は、学生食堂に会場を移し、企業側と学生との座談会が開かれた=写真。 3月1日の就職活動解禁を前に、国際言語学部のジョブサポーター(ジョブサポ)が自らの就活体験を振り返り、後輩にアドバイスするパネルディスカッションが2月10日、学研都市キャンパス講堂で開かれた=写真。 ジョブサポは、国際言語学部4年の就職内定者17人で構成され、英語国際学部3年生の就活への悩みや疑問を解消するため、各種イベントを企画して活動している。ジョブサポの内定先はメーカー、百貨店、航空、商社、ホテル、旅行、教育、金融業界で、すでに卒業前の2月に採用され、研修業務に入っているメンバーもいる。 講堂でのパネルディスカッションは、ジョブサポ5人が司会者からの質問に答える形式で進められた。『内定を取れた理由』では▽この会社に入りたいという気持ちが伝えられたこと▽誰よりも完璧な自己分析が出来ていたと思う―などをあげた。『面接のコツ』として▽面接を終えたあと「こう言えばよかったかな」と振り返ることが重要▽答えに詰まったときは「5秒だけ考える時間をください」と堂々と言う▽面接官にどう分かりやすく伝えられるかを工夫し、強調したいところでは声を大きくする▽コミュニケーション力を上げるために、先生やキャリアセンターの人など年上の方々と話す機会を多く持つ―。 『やってみて良かったこと』として講堂埋める3年生に向けた面接再現PBL学生が選ぶ超優良8社ガイダンスを開き、直前総復習として、面接までのポイントをおさらいした。また、合同企業説明会の回り方などを学んだ。▽エントリーシート(ES)は面接の質問材料になるので、早めにしっかりと書き上げ、3月の就職活動解禁までには完成させておく。また、ESは第三者の人に見てもらうこと▽「あなたを野菜に例えると何。その理由は」「動物に例えると…」のようなユニークな質問にも即答できる準備が必要―。『モチベーションの維持』の仕方として▽多忙な中にも、何か楽しみを見つけて「気持ちの切り替え」をする▽就職活動を楽しむくらいの気概も必要―。『就職活動期間中の過ごし方』として▽就職活動をする時としない時のメリハリをつける▽自発的に動いて情報を得る―などのアドバイスに3年生たちは聞き入っていた。各教室に会場を移しての座談会では、ジョブサポを囲んで活発に質問していた。 全日空(ANA)の現役客室乗務員(キャビンアテンダント・CA)が講師を務める「ANAキャビンアテンダント講座@関西外大」の2月クラスが2月13日から同24日までの間、2講座が中宮キャンパスで開講した。今回、2講座で26人が受講。講座の合格者には修了証が与えられ、単位が認定される。 受講生の内訳は、外国語学部15人、英語国際学部7人、英語キャリア学部3人、短大部1人。授業は、本学の非常勤講師であり、現役CAでもある山本潤子講師の講義を受け、CA、グランドスタッフ(GS)をめざす。 表情が硬かった学生もアイスブレーク(握手競争)=写真=で、やや和んだあと講義に入った。講座は、ベーシックコースに位置づけられ「社会人の心構え 期待される社会人の姿を明確にする」ことを学んだ。さらに「ビジネスマナー」「第一印象の大切さ」などの講義を受ける。なお、オプションでのGS編の講座には12人が受講した。2月クラスのANA講座開講