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概要

外大通信デジタルブック

12 2016年度の大学院、大学、短期大学部の学位記授与式が3月11日、中宮キャンパスの谷本記念講堂で行われ、総勢3439人が巣立ちました。今年度は、英語キャリア学科小学校教員コース第一期生の卒業と、英語国際学部に移行した学研都市の国際言語学部では最後の卒業生を送り出しました。 式辞で谷本義高大学学長は、グローバル化が進む社会を見据えて「社会に出ても目的意識をもち、自律し、主体的に学び続けてください」と激励。来賓として出席された伏見隆・枚方市長は「人生は見たり、聞いたり、試したりの3つの知恵でまとまっているが、多くの人は見たり聞いたりばかりで、試したりをほとんどしない」と、ホンダ創業者Gaidai Topicsの本田宗一郎氏の言葉を引用され、「挑戦して失敗することを恐れず、何事にも臆することなく果敢に挑戦してほしい。失敗してもその先に成功がある」と、餞の言葉をいただきました。 国際言語学部最後の卒業生、﨑山薫さんは答辞で「広大な穂谷の自然に囲まれ、自由に思考する豊かな歳月を送ることができました。社会という大海原へ船出しますが、外大生として、これからの社会へ貢献できるよう今後も努力していきます」と、力強く語りました。 卒業生の内訳は、大学院9人、学部2623人(英語キャリア学部英語キャリア学科92人、同小学校教員コース26人、外国語学部英米語学科1473人、同スペイン語学科269人、国際言語学部国際言語コミュニケーション学科763人)、短期大学部807人の総勢3439人が巣立ちました。また、新たに2人が博士号を取得しました。 さらに、国際言語学部の寺本果世さんに中華人民共和国駐大阪総領事賞。短大部の大岩佳澄さんに秘書士・全国大学実務教育協会長賞。「ASEAN+3」大学コンソーシアム制度で釜山外国語大学からの留学生、方敏智さんに学位記が手渡されました。2 0 16 年度学位記授与式2 0 17年度入学式希望と夢を胸に3439人巣立つ国際言語学部は最後の卒業生学位記を手に喜ぶ国際言語学部最後の卒業生たち 大学院、大学、短期大学部の2017年度入学式が4月2日、中宮キャンパスの谷本記念講堂で3 回に分けて行われ、3961人が関西外大生の仲間入りをしました。 新入生の内訳は、大学院博士前期課程12人、同後期課程3人、英語キャリア学部161人(英語キャリア学科128人、同学科小学校教員コース33人)、外国語学部1544人(英米語学科1 2 5 7 人、スペイン語学科287人)、英語国際学部790人、3年次編入学483人(外国語学部英米語学科349人、同スペイン語学科31人、英語国際学部1 0 3 人)、短期大学部968人。 各式典では、英語キャリア学部英語キャリア学科の内山侑風さんら新入生代表10人が「人格の向上と学業の研鑽に努め、本学の品位を高め、責務を果たすことを誓います」と誓詞を読み上げました。 谷本義高大学学長が式辞で、「常に目的意識を持ち、自律して主体的に学び続ける」ことを大学における学生の使命として挙げ、語学力をつけるとともに、ツールとしての外国語を使いこなす知識や技量を習得する努力を怠ってはならないと述べました。短期大学部の式典では、谷本榮子理事長(短大学長)が、「急速に変化する社会の中で、強靱な精神力、確かな判断力、しなやかな適応力、大胆な発想力とコミュニケーション力を備えた学生に」と語りかけました。 在学生代表6人が「歓迎のことば」を贈りました。外国語学部英米語学科4年の岸野優樹君は英語で、「成功に必要なことはゴールを持つことです」と目標を持つことが大切さだと呼びかけました。留学生別科のクビーチュバー・レンカさん(チェコ・マサリック大学)は日本語で、自身が日本語を勉強し、本学に留学した経験に触れ、英語を上達させるために「勇気を持って留学生と友達になってみてください」と話しました。 3961人が外大生の仲間入り在校生 留学生が歓迎のことば会場を埋めた新入生The Gaidai 2017 Spring No. 289