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概要

外大通信デジタルブック

The Gaidai 2017 Spring No. 289 26Global Outreach 2016~17年に本学から世界各国に留学した学生は1979人(15~16年は2210人)でした。留学先は21カ国・地域。1年以上の長期留学は454人で、米国が最も多い330人と長期留学の72%を占めました。以下、オーストラリア30人、スペイン28人、カナダ8人、中国7人、ドイツ6人、アルゼンチン、イギリス、スウェーデン、メキシコ各5人でした。 短期留学のうち、英語国際学部の教育課程上の留学の秋学期英語圏留学は、カナダ197人、オーストラリア67人、アメリカ29人、ニュージーランド27人の順。中国へは194人が留学しました。春学期は中国が191人で最も多く、カナダ96人、アメリカ87人、オーストラリア46人と続きました。 短期留学も含めた国・地域別のランキングでは、アメリカ557人、カナダ546人、中国415人、オーストラリア240人、ニュージーランド119人の順となりました。 一方、2016~17年に留学生別科が受け入れた海外からの留学生は38カ国・地域の583人。国別ではアメリカが最多の361人、以下、カナダ、オーストラリア各22人、フィンランド、フランス各21人、オランダ17人、ドイツ、スウェーデン各10人となっています。 現在開講中の春学期の留学生は354人。このうち、123人が秋学期からの継続で、25カ国・地域の231人が新たに入学しました。 また、留学生別科以外に、学研都市キャンパスや大学院で学ぶ留学生が161人おり、これを含めると、受け入れ留学生総数は744人。別科以外の留学生では中国(香港を含む)からが146人と大半を占めています。日米友好基金の専務理事来訪 日米間の相互理解と文化交流の促進などに取り組む日米友好基金のペイジ・コッティングハム-ストリーター専務理事ら3人が3月27日、本学を表敬訪問しました。国際交流部での意見交換や谷本榮子理事長、谷本義高大学学長らとの昼食懇談を通じ、情報共有を図っていくことで一致しました。 表敬訪問したのは、ほかに同基金のニハリカ・ジョー事務次長、日米文化教育交流会議(カルコン)事務局のパメラ・L・フィールズ氏。本学側は国際交流部職員とスティーブン・ザーカー留学生別科長が応対しました。基金側は、日米の大学生・大学院生の相互留学促進などを目的としたキャンペーン「チーム・アップ」について説明。本学は、海外留学生グローバルインターンシップに関し、約30の企業や教育機関・団体が受け入れ先となっており、今年は20人余りが参加する予定であることを紹介しました。 双方は、「チーム・アップ」のウエブサイトである「ロードマップ」に本2016~17年留学実績1979人派遣 744人受け入れ長期留学は米国が72%学のグローバルインターンシップの情報を掲載することなど情報共有を図っていくことにしました。 日米友好基金は、1972年の沖縄返還をきっかけに、日米間の相互理解と文化交流を促進する奨学金プログラムとして、米国政府により1975年に設立されました。より充実した日米交流を促すべく、日本における米国に関する研究のほか、教育・公共事業、文化・芸術交流などの活動を支援しています。本学を訪れたペイジ・コッティングハム- ストリーター専務理事(左から2人目)ら