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概要

外大通信デジタルブック

27 関西外大の交換留学協定締結校である米バルパレイソ大学(インディアナ州)のシャンカー・ラーマン氏(国際交流担当、プロボスト補佐)=写真=とリック・アムレイン学長室長が3月21日、本学を表敬訪問し、谷本義高・大学学長と懇談しました。ラーマン氏は協定のさらなる継続に意欲を見せ、本学の新キャンパス「御殿山キャンパス・グローバルタウン」に関心を示していました。 ラーマン氏は、「初めて関西外大を訪問しましたが、今年がちょうど両校の学生交換から25周年にあたることに気づきました。とても長い関係です」と話し、さらに25年、それ以上にわたって関係を継続したい意向を示しました。 また、「本学の留学生が関西外大のサマープログラムやインターンシップで豊かな経験を積むことができると聞き、感動しています」と感想を述べました。さらに、米国を拠点とする国際教育交流団体NAFSAの年次大会が5月にロサンゼルスで開かれることに触れ、谷本学長に出席を打診するとともに、同大学訪問も促しました。 谷本学長は、御殿山キャンパス・グローバルタウンについて、「ここから数百メートルのところに新しいキャンパスを建設中です。本学学生と留学生合わせて数百人が住める施設もできます」とイメージ図を示しながら紹介しました。ラーマン氏は「こんなきれいなキャンパスなら、うちの学生にも勧めたいと思います」と応じていました。 バルパレイソ大は1859年創立の私立大学で、学生数は学部約3100人、大学院約1300人。毎年約300人の留学生を派遣しています。本学とは1991年11月に協定を締結。これまでに本学は同大から留学生70人を受け入れ、本学は26人を派遣しました。 コロンビアのガブリエル・ドゥケ駐日大使=写真=が2月23日、本学を表敬訪問し、中宮キャンパスで谷本榮子理事長と懇談しました。本学はコロンビアの経営大学「セサ」と交換留学協定を結んでおり、ガブリエル・ドゥケ大使はさらなる関係の強化に期待しました。大使は、スペイン語の教員や留学生を前にコロンビア情勢について講演しました。 谷本理事長は懇談で、「ここ20年でコロンビアから53人の学生を受け入れました。本学の学生はまだコロンビアに留学に行っていませんが、来日した留学生との交流を通じて視野を広げています」と語りました。 ガブリエル・ドゥケ大使は「関西外大にはイベロアメリカ研究センターがあるので、コロンビアの研究機関と関係を築ければいい。コロンビア大使館は、自国の教育機関と日本の大学との交流を支援します」などと話しました。大使はまた、コロンビアが経済や貿易に力を入れており、最近の発展ぶりや文化について、日本でもっと知ってもらいたいと述べました。 理事長は、御殿山キャンパス・グローバルタウンについて紹介し、「来年は新キャンパスがオープンし、世界中の学生が集まってきます。学生同士が知り合い、輪がどんどん広がっていくことでしょう」と話しました。懇談の後、本学に在籍するコロンビアからの留学生6人が大使と面会しました。 ガブリエル・ドゥケ大使は引き続き、中宮キャンパス・多目的ルームで教員や留学生ら約40人を前に「今日のコロンビア情勢:文化・経済・社会」と題して講演しました。左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)との新和平合意を理由に2016年ノーベル平和賞を受賞したサントス大統領について紹介があった後、民主的繁栄をうたった外交政策や自由、民主主義などを共通の価値観とする日本との二国間関係について解説しました。駐日コロンビア大使が講演 2国間関係など語る米バルパレイソ大学幹部「協定のさらなる継続を」