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概要

外大通信デジタルブック

The Gaidai 2017 Summer No. 290 12――カリキュラム全体について、どのような印象をもっていますか。山田 先生はすべてプログラムを協働開発した大学から来ていますが、とても熱心で、その熱心さが課題の量と共に伝わってきます。留学してからしんどい思いをしないように今のうちからしんどさを体感させてもらっている感じです。留学後のギャップが少なくなるのではないでしょうか。大田 1年生で旧IESプログラムを受け、課題が大変でしたが、今と比べれば序の口と感じるほどです。プログラムが役立つことはわかっていますが、努力が必要だとも実感しています。これをやりぬけば、留学先の授業にもついていけるし、生活面でも余裕ができ、学ぶことも増えると思います。小山 課題や授業数が多く、付いていくのは大変でしたが、TOEFLの点数も少しずつ上がっていくのを見ると、自分の身に付いているなと感じます。授業は当初よりは理解できるようになりました。今は辛くても、目標にしている留学ができるように努力していきたいと思います。黒田 高校とは全然違った授業を受けていると感じます。今まで英語が好きだったのですが、入学後、周りとの差が激しすぎて、落ち込むこともありました。今は、英語を学ぶのが楽しいと思えて、映画やドラマを字幕なしで観ることができるようになり、自分のためになっていると感じています。福山 英語キャリア学部は原則全員が留学するので、向こうの大学のアカデミックなレベルに合わせ、例えば英語のライティングの方法などを指導してくれます。留学に備えた内容を盛り込んでくれるのはいい点だと思います。――教員はすべて海外の大学から来ています。先生の指導法についてはどう感じていますか。山田 外国人の先生は「これは違う」などとはっきり言います。そこが普通の先生と違うところです。そのためにクラス全体が同じ方向を向いて進んでいる感じで、学生たちも「みんなで頑張ろう」というような団結力が強まっている気がします。小山 高校時代は、週に1度しか外国人の先生と話す機会がありませんでした。グループディスカッションもあまりありませんでしたが、今の授業ではグループで考えて発言しなければなりません。自分はまだ消極的だなと思うことがあり、それを乗り越えて積極的になれるように自ら発信できる力を付けたいと思っています。黒田 高校に比べて、自分の意見を求められることが多くなりました。大学のディスカッションで、単語や覚えた表現を使って質問することは実践的で、自分のためになる授業に変わってきたと思います。大田 携帯電話のアプリを使った授業がほぼ毎日行われています。従来の授業だと、「(携帯は)すぐしまってください」となります。携帯電話を使った授業は効率よく覚えられていい方法だと思います。教材として使えるものは使おうという柔軟な姿勢はいい。10先生が熱心 留学先でのギャップ減るのでは海外の大学に合わせたアカデミックな授業授業で携帯電話も使用先生が柔軟Super IES プログラム早期留学直結プログラム受講生に聞 本学は今年から米アラバマ大など海外大学と協働開発した英語教育プログラム「Super IESプログラム」を始めました。受講している学生たちはどう受け止めているのでしょう。米ノーステキサス大と協働開発した早期留学直結プログラムの受講生と合わせ、5人に聞きました。く◇出席者外国語学部英米語学科2年早期留学直結プログラム 山田 竜生 君 大田 詩織 さん外国語学部英米語学科1年関西外大&アラバマ大学IESプログラム 小山  幸 さん 黒田 悠香 さん英語キャリア学部1年関西外大&ノーステキサス大学IESプログラム 福山 佑佳 さん山田 竜生君福山 佑佳さん