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概要

外大通信デジタルブック

171学期かけて課題解決策「理想と現実考えて」理事長講 評 短期大学部の課題解決型授業(PBL)「サービス・ホスピタリティ特別研究G(フューチャーデザイン)」を履修する3クラスが7月15日、谷本榮子理事長(短大部学長)や企業関係者、教員を前にプレゼンテーションを行いました。谷本理事長はプレゼンを聞き終え「年々、素晴らしいプレゼンになってきています。企業の方々には、学生をここまで育てていただいたことを感謝します」と述べました。 同授業は、有本昌剛教授(大阪コロナホテル)、森常人講師(パナソニックセンター大阪)、川﨑孝生教授(Kiss FMKOBE)の3教員が担当。提示された課題は▽新規顧客を固定顧客へ転換するための施策(コロナホテル)▽今のラジオが、若者の中でメジャーになるには(Kiss FM)▽集客案&住宅をリフォームしたくなるストーリー作りと具体的なリフォーム案(パナソニック)。 学生側からは「コロナホテル」クラス:①マッサージの設置②新聞や夕食がとれる店情報の提供③スタッフによるホスピタリティの向上―。「Kiss FM」クラス:①若い頃からラジオに触れさせ、聴く習慣をつける②学生への就活情報、学生の本音が聴ける番組提案③いろんな形でラジオが聴けるきっかけをつくる―など。「パナソニック」クラス:①第二の人生は平屋のログハウスで②アロマ・防音・耐震効果③空き家バンクで情報収集を―などそれぞれ提案しました。 提案を受けたコロナホテルの松田理紗子支配人は「ホテルでは、個々にこだわりを持ったお客さまが多く、提案はその要望をしっかり押さえており、確実にユーザーを取り込める提案だったと思います」。Kiss FM KOBEの横山剛社長は「ラジオ業界にとって重要なのは、どんなコンテンツを発信していくかです。プレゼンの内容を参考にして、業界自体が変わって若い人たちにもっと喜んでもらえる業界にしたい」。パナソニックセンター大阪の海部裕子チームリーダーは「この授業が始まったころと、きょうの自分を比べて、考えることが違ってきたのではないでしょうか。この授業で得たものに自信を持って自分の道を進んでください」―と、それぞれ講評しました。 最後に谷本理事長が「大変素晴らしいプレゼンでしたが、もう少し企業サイドに立った状況判断がほしかった。理想と現実をもっと考えた内容にすれば、一段と充実した内容になったのではないでしょうか」と厳しい講評でしたが、短大部PBLのハードルが上がったともいえるでしょう。松田理紗子支配人横山剛社長海部裕子チームリーダー講評をする谷本理事長関西外大の最新ニュースはホームページにも掲載しています http://www.kansaigaidai.ac.jp/news/「大阪コロナホテル」クラス 「Kiss FM KOBE」クラス「パナソニック」クラス