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概要

外大通信デジタルブック

The Gaidai 2017 Summer No. 290 28Global Outreach 2016~17年度の留学生別科修了式が5月27日、中宮キャンパスの谷本記念講堂で行われました=写真。34カ国・地域の353人に谷本義高大学学長が履修証書を手渡しました。 学歌斉唱の後、留学生別科長のスティーブン・ザーカー教授が留学生の名前をアルファベット順に読み上げ、留学生はステージ上で一人ずつ谷本学長から履修証書を受け取りました。留学生は、ロングドレスやはかま、振り袖、セーラー服などさまざまな衣裳で、ホストファミリーや教職員らから拍手や歓声がわいていました。 谷本学長は式辞で「今日が新たな旅立ちの日です。しっかりと前を向いて、新しい一歩を踏み出しましょう」と激励しました。 デイビッド・ローソン駐大阪豪総領事とザーカー教授が祝辞を、外国語学部3年金田郁未君が送辞を述べました。アレン・グリーンバーグ駐大阪・神戸米国総領事から文章で祝いの言葉が寄せられました。 答辞に臨んだ米マイアミ大学出身のダニエル・マッカラー・ライマスさんは「最初は緊張して話せなかったのが、ホームステイ先のお母さんのアドバイスで話せるようになり、感謝しています。これから留学しようと思う人に二つのことを伝えたい。新しいことに挑戦しましょう。そして、怖いからといって機会を逃さないようにしましょう」と述べていました。留学生別科修了式 34カ国・地域の353人旅立ち 本学の協定校である米イーロン大学(ノースカロライナ州)の教員2人が率いる学生12人のグループがサマープログラムとして本学を訪れました。6月12日から21日までの10日間の日程で日本のビジネスや文化について学び、京都と奈良への旅行も行いました。 初日は、歓迎会が開かれ、すしをつまみながら、本学の担当者や日本語を担当する本学のTA(ティーチング・アシスタント)らと交流しました。続いて、オリエンテーションがあり、プログラムの内容や宿泊施設の規則、日本の生活習慣などについて説明が行われました。 プログラムのうち、マンガのワークショップでは外国語学部の具本媛助教の指導で暑中見舞い風のポストカードを制作しました=写真。学生たちは、カーボン紙を使って下絵をはがきに写し取り、色づけした後、メッセージを入れ、思い思いのカードを作っていました。クッキング・クラスとして、うどん作りにも挑戦しました。留学生たちは、小麦粉に水と塩を混ぜて練り、ほどよい弾力性がでるまで足で踏むなどして奮闘していました。 一方、留学生別科の2017年度サマープログラムは6月8日始まり、23人が参加しました。国籍別では米国22人、中国1人で、7月24日までの期間中、日本語を中心に学び「Asian Studies」の授業も受講しました。本学学生による空手、書道、茶道、琴、剣道のクラブ活動に参加。大阪市、京都市への旅行も行いました。サマープログラムに米中の23人参加 イーロン大は12人