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概要

外大通信デジタルブック

The Gaidai 2017 Summer No. 290 30Global Outreach カンボジアの国立研究・教育機関ロイヤルアカデミー・オブ・カンボジア(RAC)のシャ・モニア孔子学院院長=写真・左から2人目=ら4人が4月26日、中宮キャンパスを訪れ、谷本榮子理事長、谷本義高大学学長らと双方の交流などについて意見交換しました。本学とRACは2015年、谷本理事長がカンボジアを訪れた際、学術研究や学生交流などに関する包括的な連携協定に調印しています。 シャ院長は、カンボジアにおける中国語、日本語の学習状況について説明し、経済状況が好転するなか、旅行ガイドや外資系企業などへの雇用機会が増え、学習の気運が高まっていることなどを説明しました。谷本理事長、谷本学長は、連携協定に基づき、交流を着実に進めたい意向を示しました。 これに先立ち、シャ院長は25日、学研都市キャンパスで「カンボジアにおける孔子学院国家プロジェクトの成果と今後の課題」と題して講演しました。RACは1999年設立。カンボジアの文化、芸術、科学など幅広い分野で研究と人材育成を行っています。本学とRACが調印した包括的連携協定は、▽学術研究・教育活動協力▽学生交流▽教職員交流▽その他、からなっています。カンボジア孔子学院院長ら来訪 15年に本学と協定 本学の協定締結校である中国・北方工業大学の鄭文堂学長ら一行6人が4月22日、本学を表敬訪問し、谷本榮子理事長、谷本義高大学学長と懇談しました。鄭学長は「北方工業大学の教員が関西外大に来て英語を学び、外大の博士号が取得できるような新たなプログラムが出来ないか考えているところです」と提案。谷本義高学長は「両大学は密な交流を行ってきました。(北方工業大学からの)先生方の受け入れについて具体的に進めさせていただきたい」と応えました。 これに先立ち、鄭学長らは学研都市キャンパスを訪れ、同大から本学の大学院に留学中の中国人学生や、同大に短期留学した日本人学生と懇談しました。鄭学長は「中国人留学生は、すばらしい環境のもとでの指導に喜んでいました。中国から帰国した日本人学生は、より多くの学生が中国に留学するといいと話していました」と、満足そうに理事長らに語っていました。北方工業大学長 教員の留学プログラム提案理事長、学長と懇談する鄭文堂・北方工業大学学長(向こう側右から2人目)