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概要

外大通信デジタルブック

31 イギリスの劇団「インターナショナル・シアター・カンパニー・ロンドン(I TCL)による英語劇「十二夜」が5月18日夜、谷本記念講堂で日本語字幕付きで上演されました=写真。国際文化研究所(IRI)主催の公開講座。シェークスピア喜劇の中で最高傑作とも評される作品を学生、留学生をはじめ教職員、一般市民ら約400人が鑑賞しました。 物語は、若き女性ヴァイオラが乗っていた船が難破し、架空の国の海岸に打ち上げられる場面から始まります。乗船していた双子の兄も行方不明となり、途方に暮れるヴァイオラですが、船長のはからいで男装して別名を名乗り、公爵に仕えます。 公爵は伯爵家の令嬢に思いを寄せますが、兄を亡くし悲しみに沈む令嬢は求愛を拒み続けます。ヴァイオラを気に入った公爵は令嬢の気持ちを自分に向けさせようとヴァイオラを彼女のもとに遣わせます。密かに公爵に恋愛感情を抱いたヴァイオラにとっては辛い役目ですが、心を打つ詩をもって公爵の思いを令嬢に伝えようと努めます。しかし、令嬢は男装したヴァイオラが女性とは気づかず、たちまち心を奪われてしまいます――。 恋の三角関係が織りなす悲哀や滑稽、双子の兄妹の劇的な再会、決闘の結末など、起伏に富んだストーリーが喜劇をベースに巧みに仕立てられ、卓越した俳優の演技力と相まって観客を魅了しました。英劇団が「十二夜」公演 400人鑑賞 在大阪・神戸米国総領事館のブルック・スペルマン広報担当領事(関西アメリカンセンター館長)が4月24日本学を訪れ、ちょうど見頃を迎えた中宮キャンパス・セントラルガーデンのハナミズキを見学しました。 2015年5月、日米友好の象徴としてハナミズキ20本が米国から贈られ、当時のキース・ロメル領事らが来学して植樹しました。2年後のこの日、真っ白い可憐な花を咲かせたハナミズキを囲んで、スペルマン領事や外国語学部のスティーブン・ザーカー教授らが語り合いました。 スペルマン領事は、ザーカー教授の授業にゲストスピーカーとして招かれ、来学をハナミズキの開花時期に合わせました。米国からの留学生と記念撮影し、歓談しました。米領事らハナミズキ見学 日米友好の象徴ハナミヅキを囲んで記念撮影するスペルマン広報担当領事(左から5人目)ら