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概要

外大通信デジタルブック

09研修の講師。ケビン君のために久保課長自ら作成したという英文のレジュメに沿って説明。 「日通の成り立ちは『国策会社』としてスタートしました」 いきなり、難解な用語に首を傾げるケビン君に、久保課長は英語を交えながら、旧国鉄(JR)の貨物輸送との関わりを説明しました。名古屋と大阪の中間に位置する地理的な重要拠点を担う大津支店の役割についても学びました。 「優良企業である日通という会社の仕組みを探りたかった」。ケビン君は、インターンシップの目的をこう話します。日本で働いた感想を聞くと「アメリカでは個人個人の仕事のペースが早く、ついていけない人はストレスが蓄積します。日本ではみなさんが互いに協力することで、個人個人の負担が少なくなり、そのことがストレスの軽減につながっているのだと思います」。 「始めは仕事に馴染めず、分からないことが多かったのですが、みなさんの許容する気持ちに助けられ、仕事の全体像を知ることができました」と、日通での就業体験を通して日米の働き方の違いなどを語りました。 ケビン君をサポートする京都支店総務担当の塩出真理子さんは「どんな仕事にも真面目に取り組んでいます。専門的な言葉の壁を乗り越え、失敗してもチャレンジしようという姿勢が見られます。スタッフとも打ち解けて、休み時間は冗談を言って溶け込んでいます」と、仕事ぶりをこう話しています。 カンザス州立大学では、ジャーナリズムやスペイン文化を専攻するケビン君は、今回のインターンシップ経験を「将来は、この体験や日本での経験を生かして、日本で働きたいと思っています」と、目を輝かせていました。 かつて、米ニュージャージー州勤務の経験がある久保課長とニュージャージー出身のケビン君。研修中も時折、彼の地の話題に話が弾んでいました。倉庫の天井近くまで立ち並ぶ荷物に圧倒される 日通の会社概要を学ぶ「失敗してもチャレンジする姿勢見えた」倉庫に積まれた荷物の行き先が書かれたシールを確認