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概要

外大通信デジタルブック

20Gaidai TopicsThe Gaidai 2017 Autumn No. 291 英語国際学部2年生が春学期の英語圏・中国語圏大学での語学留学から帰国し、留学中の体験を語る「帰国報告会」が8月24日、学研都市キャンパス講堂で開かれました。 報告会には、秋学期に2カ国目の留学を控えた学生など約450人が出席しました。この日はまず、同学部長の江平英一教授が、2017年度留学状況を説明。春学期の英語圏留学派遣は2 4 9 人、中国語圏は191人。秋学期の英語圏留学予定は2 6 8 人、中国語圏は205人。このうち、384人が春秋学期ともに留学します。 カナダ・レスブリッジ大学に留学した濱田英里さんは「先生や友人に積極的に話しかけたことで、リスニング力と会話力は格段に上がりました。いろんな考えを持った人たちと関わることで自分の視野が広がり、柔軟な考え方ができるようになりました」。その一方、「留学前の勉強不足を痛感しました」と反省点をアドバイスしました。 また、中国・浙江越秀外国語学院に留学した道場貴人君は「高校時代から中国語を習っていたので、きっと留学は成功すると思っていました。しかし、実際に現地で生活すると『コミュニケーション能力』の大切さを知りました」と話していました。2 人の報告のあとはクラスごとに秋学期に向けての目標や決意を各自が発表しました。留学帰国報告英語圏と中国語圏の体験留学控えた学生ら前に成績優秀者 外国語学部英米語学科3年の中畠あゆみさんが、公益財団法人「小野奨学会」(久保井一匡理事長)から、特に優秀な成績を修めた奨学生と認定され、8月30日、中宮キャンパスで認定書が交付されました。 小野奨学会は、大阪市中央区に本社を置く医薬品製造の小野薬品工業株式会社が昭和50年、教育振興・人材育成のために創設。大阪府内に在学する成績優秀な大学生・大学院生を対象に、返還義務のない経済的援助を本学の中畠あゆみさん小野奨学会から認定書留学体験報告をした濱田英里さん㊧と道場貴人君行っています。このうち抜きんでて優秀な奨学生は、成績優秀者に認定されるとともに、報奨金が給付されます。中畠さんが選ばれた平成29(2017)年度事業で成績優秀者制度の対象は29人でした。 この日、本学を訪れた佐々本正人・同会事務局長はまず、谷本榮子理事長と懇談。谷本理事長は「財政的に困っている若い人に勉強を続ける環境を作っていただいていることに感謝いたします」と述べました。 佐々本事務局長は「奨学会のなかに成績優秀者制度があることを知ってもらい、それを契機により勉強を頑張ってもらえれば」と話していました。 この後の授与式で認定書を手にした中畠さんは「留学もあるので、すごくありがたいです。気を引き締めて(留学先の)アメリカでも頑張ってきます」と話していました。小野奨学会から成績優秀者の認定書を受ける中畠あゆみさん