ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

外大通信デジタルブック

The Gaidai 2017 Autumn No. 291 24Global Outreach 2017~18年の留学生別科入学式が9月1日、中宮キャンパスのマルチメディアホールで開かれました。秋学期の留学生は春学期から継続する25人を含む33カ国・地域の305人。9月4日から12月15日まで、日本語や日本、アジアについて学びます。 式には谷本榮子理事長ら教職員の役職者、留学生担当教員ら約50人が出席しました。混声合唱団ラベリテとともに学歌を斉唱した後、谷本義高学長が式辞を述べました。 谷本学長は、緊張や分裂が見られる世界情勢について触れ、「人々や国々の間に横たわる溝を埋めることができるのは技術ではなく、人間です」と述べ、留学によって異文化理解を学ぶ重要性を訴えました。また、建学の理念にある「実学」にもとづくプログラムを通して、日本社会を単に観察するだけでなく、実践的に社会と関わるよう励ましました。 続いて、在大阪オーストラリア総領事館のデイビッド・ローソン総領事=写真上=と駐大阪・神戸アメリカ総領事館のブルック・スペルマン広報担当領事・関西アメリカンセンター館長=写真下=が祝辞を贈りました。ローソン総領事は「わたしたちは〝アジアの世紀〟にいる」と強調し、アジアの競争力とアジアを理解することの意義を説き、「今は日本語の能力を磨き、日本の社会、文化、習慣について認識を深めるチャンスです」と激励しました。 スペルマン領事は将来の日米関係や日本と世界の関係がより強まり、拡大するかどうかは、双方の若者の努力にかかっているとし、「ここにいるみなさんが関西外大にいる間にそのことに努めるとともに、どうすれば、あなた方の経験が、出身国と日本・アジア地域の人と人の絆を深めることにつながるかを考えてほしい」と呼びかけました。留学生別科入学式 33カ国・地域の305人で秋学期スタート入学式に出席した各国・地域からの留学生ローソン豪総領事「アジアの世紀 日本への認識深めよう」スペルマン米領事「経験を母国とアジアの絆につなげて」