ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

外大通信デジタルブック

30Career DevelopmentThe Gaidai 2017 Autumn No. 291 秋学期の就職ガイダンスが学研都市、中宮両キャンパスで本格的に始まりました。 学研都市では9月21日、大学ジャーナリストの石渡嶺司氏が講演。「大学名フィルターの存在」について、「いい人材=いい大学」ではなくなりつつあり、「企業は、大学名に関係なく優秀な人材をほしがっている」として、大学名フィルターの存在は変化してきたと話しています。 続いて、企業の採用担当者2人が登壇。環境試験器では世界トップの「エスペック」の人事マネージャー、今城亨さんと、専門商社「日伝」の元採用担当リーダー、福島良企さんと石渡さんが「企業から見た就活」をテーマにパネルディスカッションしました。また、物流業界に内定の濱岡紗希さん(英語国際学部4年)が加わり「グループ面接で2カ国への留学を経験したのは私だけだったので、英語、中国語が話せることがアピールできました」と、就活での経験談を話しました。 同26日、中宮キャンパスのガイダンスでは「なぜ業界・企業・職種研究が必要なのか」について話がありました。総合商社内定の足立一平君(英語キャリア学部4年)と銀行に内定の池尻綾音さん(外国語学部4年)がそれぞれ辿った経験を振り返り、3年生に伝えていました。大学ジャーナリストが講演内定者が就職活動振り返る 英語キャリア学部、外国語学部の2年生対象のキャリアガイダンスは10月10日、中宮キャンパスで行われました。 学生には、ESの2大設問のひとつ「学生時代に力を入れたこと」を実際に書いてもらいました。▽結論を分かりやすく▽エピソードを具体的に▽経験から得た気づき、学び、身に付いた力―など記入のポイントに沿って書き込み、今までの学生生活を振り返りました。また「これからの過ごし方」として、目標とその達成のための行動計画を立てるワークを行いました。 このあと、自動車のパーツメーカー「エクセディ」の人材開発部長、松永賢さん=写真=をゲストに招いて「グローバルに活躍する人とは」のテーマで対談しました。 松永部長は「海外で活躍している人は、国内でも仕事の出来る人で、いまわが社では英語力を重視しています。英語を通じて現地のお客さま、マネジャーと直接話が出来て、意思疎通ができる人が重要だと思っています。また、語学力があれば活躍できるわけではなく、海外ではスピード感のある人、報告・連絡・相談がきっちりできる人が求められます」としています。 留学を控えた学生には「まず、留学先の国を好きになってほしい。せっかく行くのですから、そこでしか出来ないことを積極的に体験してほしい。そのためにも、日本人同士で固まらないで、現地の人を通じて文化や風土、お国柄を知っていただけると将来、いろんな場面で役に立つのではないでしょうか」と、アドバイスしました。 同社には、本学卒業生が16人おり、うち2人は海外子会社のトップを経験しているといいます。松永さんは「わが社は海外で展開していますので、外大の学生さんも多くの場所で活躍する機会があると思いますので、わが社にも興味をもってください」と、エールを送っていました。外大生も多く活躍しています就職ガイダンス 本格化内定者として就職活動談を話す(右から)足立君、池尻さんパネルディスカッションする(左から)コーディネーターの石渡さん、企業の今城さん、福島さん、内定者の濱岡さん中宮 キャリアガイダンス