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概要

外大通信デジタルブック

 日曜日の病院から爽やかな音色と笑いと歓声が―。本学と市立ひらかた病院が手を結んで企画したイベントが実現しました。1月14日、合同イベント「ひらホス New Year」が同病院で開催され、会場となった講堂には病院周辺の市民、入院中の患者など多くの人が訪れ、学生の演奏や病院スタッフなどのアトラクションに大きな拍手がわき起こっていました。 「病院の暗いイメージを変えてほしい」―。病院側から学生たちに託された課題に応えようと、地域住民、患者のためのイベントを4カ月かけて企画しました。 イベント当日は、市内で活動する「ひらかたチンドン」が、枚方市のキャラクター「ひこぼしくん」らを伴って賑やかに入場。イベントが幕開けしました。続いて第1部は、英語国際学部の学生「ELP Kengo」がエレクトーン演奏を熱演。「ルパン三世のテーマ」など2曲を披露しました。外大の音楽系クラブ「ギター部」の3組と「混声合唱団ラベリテ」がそれぞれ3曲ずつ披露。アンコールにも応え、車イスで訪れた患者も盛んに拍手を送っていました。 第2 部は、病院スタッフの登場。2015年から3年連続でM1グランプリに挑戦しているコンビ「ヘグリン」による漫才です。同病院管理栄養士の餅康樹さんと中学の同級生との掛け合いに、会場は笑いに包まれていました。続く「腹話術師ハタさん」は全日本あすなろ腹話術協会に所属する本格派で、マジックをやりながら腹話術もこなす巧みな演技で会場を沸かせていました。第3部はビンゴ大会で盛り上がり、電化製品やゲーム機など豪華景品を狙って、ビンゴが出るたびに歓声があがっていました。 3時間近いイベントを終え、病院スタッフ、学生ともに達成感に満ち、互いに労い、讃え合っていました。 イベントの幕間、昨年9月に病院側から学生に提示されていた「看護師の職階」を患者の目に分かりやすく示す「看護師バッジ・ボタン」の学生提案に対する採用作が発表され、今春から実際に看護師が身に付けて勤務するということです。(上)病院との合同イベントを終え、達成感いっぱいの市立ひらかた病院スタッフと学生のみなさん(下左)昨年11月8日、学生による「看護師プレート」のプレゼンで、モデル役の病院スタッフが名札を掲げてアピール(下右)混声合唱団ラベリテの歌声に、車イスで訪れた患者たちも聞き入っていました音楽 漫才 腹話術…市立ひらかた病院と外大生が合同イベント患者や市民 つめかける枚  方関西外大19