ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

外大通信デジタルブック

29パネルディスカッションに臨むジョブサポの6人。(左から)丹山君、山本君、田中さん、赤木さん、濱岡さん、金安さん(写真上)自らホテルの概要を説明する    クリストファー・クラーク総支配人㊧(写真下)各県のブースで各地方の求人情報などを求める学生たち 4 月から御殿山キャンパス・グローバルタウンに移転する学研都市キャンパスでは1月26日、キャンパス最後の行事となる就職ガイダンスが英語国際学部の3 年生を対象に開かれました。中宮でも同時開催され、業界研究会や3月の学内合同企業説明会の活用法を学びました。 最後の講師は、就職情報会社「マキシマイズ」代表の三浦力さんが務め、「業界研究会の機会を最大化する準備として業界・企業を理解するワザを知る」ことについて①「人事の本音」を知る②「理解・整理」のワザを知る③「ワザを体感」して自分を知る―の3点から掘り下げ、話しました。 続いて、パネルディスカッションで次のような質疑応答がありました。▽いまの時期は何をしていましたか「ESに向けて企業研究・自己分析(田中美紅さん=航空業界内定)」 ▽就活するうえで自分自身の軸は何ですか「女性の総合職をめざした(濱岡紗希さん=物流)」 ▽面接対策と面接後の振り返りはどうしましたか「質問内容の想定と何を話したか忘れないようメモした(丹山貴光君=メーカー)」、「面接対策ノートの活用(金安千春さん=金融)」 ▽内定先を決めた理由「やり甲斐のある仕事だった(山本康平君=教育)」「社員の人柄に魅力を感じた(赤木恵理さん=航空)」 この日、中宮キャンパスでも今年度最終のガイダンスが行われ、マイナビの藤原武史さんを講師に迎え、合同・個別企業説明会など学内支援の活用方法などのポイントを教わりました。学研都市キャンパスでは今回のガイダンスを終え、業務を終了しました。 主として3年生と短大部1年生を対象にした業界研究会が1月29日から2月1日まで開かれ、4日間で計88社の企業が参加。各採用担当者が業務内容などを説明しました。旅行業、ホテルなどは大教室が埋まり、学生の人気の高さを見せていました。 業界研究会には、ホテル、物流、住宅などの企業で本学卒業生が人事部採用担当を務め、会社説明を行いました。また、自身の学生生活や就活での苦労話を後輩に伝え、親近感漂うなかで研究会が進められていました。 外資系ホテル「ザ・リッツ・カールトン大阪」の教室では、米国人のクリストファー・クラーク総支配人自ら会社概要などを説明。「ラグジュアリーなホテルで完璧なサービス・おもてなしをする。それがリッツ・カールトンのフィロソフィーです」と、強調しました。総支配人からいきなり「伝言ゲームをします」。学生を10人ずつ並ばせ、「最後の人が総支配人です。総支配人まで正確に伝言してください」。伝言の正解が明かされると、ちぐはぐな伝達に笑いが起こっていましたが、クラーク総支配人は「正確な情報を正確に伝えることの大切さ」を教えていました。 初日の29日は、地方での就職を希望する学生のための「U・I・Jターン就職セミナー」も同時に開催。参加したのは石川、福井、三重、和歌山、山口、岡山、島根、鳥取、広島、香川、高知の11県。各県の就職担当者は、タブレット端末や印刷物で地元企業の紹介や求人情報などを説明しました。山口県出身の短大部1年の女子学生は「親は戻ってほしいようなのでUターン希望ですが、私は(関西での就職と)気持ちは半分半分です」として、地元の就職支援サイトにも登録すると話していました。業界研究会に88社参加「U・I・Jターン就職セミナー」にも11県来学学研最後の行事就職ガイダンス企業説明会の活用法学ぶ