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概要

外大通信デジタルブック

Career Development30 スペイン語を就職活動に役立つビジネスの基礎知識につなげることを目的として、「ビジネススペイン語の基礎講座」が1月30日、ICCの教室で開催されました。講師は有限会社インタースペイン代表取締役で慶応大、上智大で講師を務める高木和子氏。スペイン語学科の1?3年生が受講しました=写真。 前半は「普段着のスペイン語を仕事で使えるスペイン語に着替えよう!」をテーマに、ビジネスの場面でのメールの書き方や電話応対の基本を学びました。次に、ホテルの受付係と客という設定で電話のロールプレイを行い、フォーマルな定型表現を使って、相手に所属、時間、場所、目的などの情報をきちんと伝えることの大切さを体験しました。 後半のテーマは、「日本をスペイン語で売り込もう!」。日本の商品をどのように説明し、その魅力をどのように伝えるかを学びました。その後、各自が老舗の風呂敷ブランドの海外顧客担当という設定で、風呂敷の魅力を教室のホワイトボードに書き込み、その前でプレゼンテーションを行いました。 スペイン語圏の国々からも観光客が急増している現在、日本の商品の魅力について、顧客のメリットも考えながらスペイン語で伝えることを学んだことは、今回の講座の大きな収穫でした。(外国語学部教授 和佐敦子) 関西の5大学の学生も参加して「関西就活交流会in関西外大」が12月9日、学研都市キャンパスで開かれました。企業側から16社の採用担当者が出席して、充実した交流会となりました。 本学21人、他大学10人の計31人の学生と企業、他大学のキャリア担当者も参加して第1部のグループワークを開始。1回目のテーマ「新入社員に求められる能力とは何か。上位3つをあげよ」について15分間、話し合いました。その模様を企業側の16人がトークの進め方などを見て回りました。討論を終え、各グループの代表がプレゼンテーション。続くフィードバックでは企業側から「語尾がはっきりしない」「グループでの(書記など)役割が曖昧」などのアドバイスがありました。 2回目のテーマ「交流会を通じて学びたいことを3つあげよ」では、「社会人の方からの話が聞きたい」「求められる人材について企業から直接、聞きたい」などがあがりました。一連の流れを見ていた大学ジャーナリストの石渡嶺司さんが▽素早くテーブル地図(名前の配置図)を書く▽声量が小さいと内向的とみられるのでやや大きめに▽発言のしすぎはNG―などと講評しました。 学研都市キャンパスで11月3日、「OB/OGホームカミング・卒業生によるパネルディスカッション&座談会」が開かれました。国際言語学部を卒業した入社2年目の社会人が、英語国際学部の3年生に就職活動のアドバイスを行いました。 同キャンパスを訪れたのは、2016年に卒業した天道康治さん(メーカー勤務)、岩下優希さん(航空)、中条みなみさん(広告)の3人。 パネルディスカッションで天道さんは「多くの会社説明会に参加しました。就活を続けるなかで、日本の製品仕事を知るために先輩から聞こうOB・OGが就活アドバイス就活にも役立つビジネススペイン語講座他大学から10人企業も16社参加学研都市で就活交流会を海外でアピールしたいというのが、就職の軸になりました」。岩下さんは「航空業界をメーンに就活しました。最終的には、たくさんの人と出会える空港で仕事がしたいと思うようになり、決めました」。中条さんは「就活交流会で就職先となった会社の採用担当者の方と出会えたことが大きなきっかけです。私も航空業界に憧れがあり、グランドスタッフのインターンシップにも参加しましたが、営業をしてみたいという気持ちが強くなり、就活は営業職を軸に行いました」。座談会では社会人の本音も聞けました。「どのように企業研究したか」などをアドバイスする先輩社会人の(左から)天道さん、岩下さん、中条さん討論の様子を見守る大学ジャーナリストの石渡嶺司さん(中央)