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概要

外大通信デジタルブック

 短期大学部の授業「サービス・ホスピタリティ特別研究H(フューチャーデザイン)」で沼田晃一教授が担当する課題解決型授業(PBL)は12月12日、連携する食品メーカー「クラシエフーズ」の食品研究所(大阪府高槻市)を学生が訪れ、課題解決への提案をプレゼンテーションしました。 この日は、研究員やマーケティング担当者など28人が傍聴。テレビ会議システム使って東京本社からも役員はじめ10人が参加しました。プレゼンの審査は、小林正志所長ら5人が務めました。 同社の課題は、発売開始から20年を迎える主力商品「甘栗むいちゃいました」(以下、「甘栗」)を、いかに若い人に食べてもらうか。同研究所の菊池光倫主任研究員の指導のもと、実現可能な提案に向け検討を重ねてきました。 プレゼンで第1グループは「栗は年配者が食べるものというイメージがあるため、若者の情報源であるSNSを利用して『甘栗』の認知度を上げる」。第2グループは「パッケージを発売初期のデザインに戻し、開け口も広くする。QRコードを付けホームページ(HP)やレシピに飛ぶようにする」。第3グループは「新パッケージの考案」などを提案しました。P B L ProjectBasedLearning「甘栗」若者への浸透策提案 2017年度、英語国際学部の「PBL学内合同報告会」が12月20日、学研都市キャンパスの講堂で開かれ、8クラスが研究成果を発表しました。 各クラスの連携先、テーマ、担当教員は次の通り(発表順)。①天王寺動物公園=天王寺公園内の「慶沢園」のインバウンド戦略を考える(神田修悦教授)②レオパレス21=若者への入居推進に繋げる新たなタッチポイントの創出(鵜島三壽教授)③ファミリア= 10年後のファミリア商品を考える(井上修輔講師)④大阪水上バス=観光ク 英語国際学部の小島泰典教授が担当するPBL受講生が12月19日、大阪府庁咲洲庁舎で開催された大阪観光局主催の「OSAKA観光まちづくりコンテスト2017」の成果発表会で、昨年に続き、本選出場を果たし、プレゼン賞を獲得しました。 同コンテストの今回のテーマは、「新しい〝大阪?の魅力を創造しよう!」。全国から18大学45チームがエントリーし、予備審査に臨みました。その結果、関西外大など10チームが本選出場を射止め、ポスターセッションにも本学の3チームなど17チームが出場。 小島教授のクラスでは、受講生19人が4チームに分かれ、フィールドワークをもとに、地域の課題を分析し、観光まちづくりプランを作成しました。本選に出場したチーム「HappierForeigner Planner」は、泉佐野市を中心に関西空港を利用する訪日外国人をターゲットに、帰国前の最後の一日を泉佐野市で過ごしてもらうという「和のイロドリ田舎旅」を提案しました。本選では、近畿運輸局観光部の幹部などの審査員の前で堂々のプレゼンテーションを披露。また、ポスターセッションでは、「能勢の魅力を伝え隊」が能勢町を、「チームおまちかね」が豊中市を、「小島ゼミチーム高槻」が高槻市のまちづくりプランをそれぞれ提案しました。ルーズ船・サンタマリア船内で提供・販売する飲食物の開発(中野誠教授)⑤大阪府商工労働部=若者に中堅・中小企業を知ってもらう(神田修悦教授)⑥コニカミノルタジャパン=働き方改革(鵜島三壽教授)⑦JTB西日本=新しい大阪の魅力を創造する観光まちづくり(小島泰典教授)⑧ANAセールス&大阪観光局=東南アジアから大阪府を訪れる外国人旅行者のさらなる誘客(西田透教授)。 報告会では、連携先企業・行政の関係者を前に集大成を発表しました。クラシエフーズ 短大・沼田教授クラス1年間の研究成果プレゼン英語国際学部 8クラス大阪観光局のプレゼン賞獲得英語国際学部小島教授クラスプレゼンのあと全員が登壇したANAセールス&大阪観光局クラスプレゼンを終了後、研究員の質問を受ける学生32Career Development