ブックタイトル外大通信デジタルブック

概要

外大通信デジタルブック

08御殿山キャンパス・グローバルタウン開学へカウントダウン　「Global Commons 結-YUI-」には、在学生から選抜され、「結」で生活しながら入居者をサポートするＲＡ（レジデント・アシスタント）が配置されます。ＲＡは施設内４棟の各フロアに最低１人または２人置かれます。これまでに33人が選ばれ、最終的に40人前後となる見込みです。　その任務は、入居者が安心して生活をおくることのできる環境を整えるとともに、生活上の支援をし、大学との橋渡しをすることです。入居者のサポート役でもあり、大学との架け橋でもあります。　具体的には、フロアの見回り、トラブルの対応、急病人や事件・事故の初期対応、研修・ガイダンスへの参加、業務日誌の作成、入居者ミーティングの実施、施設や地域住民向けのイベントの企画・運営など多岐にわたります。このため、ＲＡには高度な英語力に加え、マネジメント力が要求されます。　学生が価値観の異なる入居者との接触を通して異文化体験を行い、グローバル人材の育成という目標につなげるためには、「結」をいかに運営するかが重要になってきます。ＲＡは研修などを通じて「結」の理念や目的への理解を深め、大学の指導のもと、自覚を持ち、入居者と一体となって施設を有効に運営していくことが求められています。こうした体験を経て、ＲＡ自身がリーダーシップを身につけることも期待されています。　留学生別科の2017年度秋学期から国際セミナーハウスでRAを始め、「結」でも担当することになりました。当初は、留学生と同じ部屋で生活するルームメイトをしていましたが、RAに接し、責任感があり、みんなを引っ張っていく仕事ぶりに引かれました。　RAの魅力は、留学生へのサポートを通して、日本にいながら勉強以外のことでも外国人と交流できることです。外国人留学生は日本のことを知りたがっており、質問されることで日本についての理解を深めることもできます。　4月以降は入居者と信頼関係を築くとともに、ルールや規則の徹底に努めます。入居する学生には、遊び感覚ではなく、能力をみがき、自分を高める意欲をもってもらいたいと思います。　「結」では24時間キャンパス内で過ごすことになり、より中身の濃い交流ができると考えています。施設内にはカフェやカラオケも設けられ、楽しみも増えそうです。　これまでRAとして各種イベントの運営に携わってきました。今後もみんなが参加しやすい雰囲気作りを心がけ、全員に異文化体験を楽しんでもらえるイベントを企画・運営していきます。「異文化体験を楽しんで」RAの松浦辰弥君　外国語学部英米語学科３年12341. キッチン2. ダイニング　3. コインランドリー4. カラオケルーム「結」入居者のサポート役　レジデント・アシスタント（RA）