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概要

外大通信デジタルブック

09 御殿山キャンパス・グローバルタウンの開学に伴い、34年の歴史に幕を下ろす学研都市キャンパスのお別れイベントが1月13日、同キャンパスで行われました。旧キャンパス名の「穂谷学舎」から「ForeverHotani」と銘打ったイベントは、大学の正式行事ではなく、卒業生が自主企画したものながら、短期大学1期生から国際言語学部2014年卒業生までの約450人が参加し、キャンパスへの愛着の強さを印象付けました。 穂谷学舎は1984年、31年間続いた万代学舎の短期大学が移転して開学しました。96年には4 年制の国際言語学部(2014年に英語国際学部に改組)を開設、2008年には短大部が中宮キャンパスに一本化され、13年に学研都市キャンパスと名称が変わりました。穂谷を巣立った卒業生は約3万4000人に上ります。 イベントは講堂でのオープニングで始まりました。2期生の和田茜さんが幹事代表としてあいさつした後、現・元教職員ら来賓20人余りが紹介されました。谷本榮子理事長はあいさつで「みなさんお帰り」と呼びかけ、「関西外大のルーツは万代から穂谷に引き継がれ、御殿山につなげていきます。ここでさよならではなく、ぜひ御殿山キャンパスにも来てください。みなさんが作った伝統を生かし、教職員と力を合わせ、みなさんに喜んでもらえる大学に発展させていきます」と話しました。 続いて、第1食堂でのパーティに移り、卒業生や教員が思い出を語りました。23期生の山田江理奈さんは「学友会やオープンキャンパスの手伝いを通して組織で活動すること、人前で話すことを学びました」と振り返り、6期生の大堀和博さんは「穂谷はほかのどの大学より密度の濃い大学で、穂谷を卒業したことを誇りに思います」と話していました。 英語国際学部長の江平英一教授は「キャンパスはなくなるが、穂谷スピリッツは多くの所をわれわれの使命として受け継いでいきます」と決意を語り、白井良昌・同学部教授は「穂谷キャンパスとともに34年間過ごしてきた。みんなの1年1年の思い出が私の教員生活の思い出です」としのんでいました。 谷本理事長、谷本和子・短大部副学長、廣本和司・前短期大学部教授に卒業生から花束が贈られた後、恩師代表としてあいさつした廣本前教授は「卒業生はみんな穂谷が好きだということを実感している。穂谷には独特の伝統があり、それを大事にしていってほしい」と述べました。 イベントには、本学OBで読売テレビの番組「かんさい情報ネットten.」の「街かどトレジャー」でリポーター役を務めるお笑いコンビますだおかだの増田こと増田英彦さんが予告なしに収録に訪れ、参加者を沸かせました。収録の模様は3月21日午後6時20分頃?同7時の番組内で放送される予定。講堂で行われたオープニングに集まった卒業生。パーティーも含め約450人が参加した34年の歴史に幕卒業生が自主企画さよなら穂谷 学研都市キャンパスでお別れイベント12356741. あいさつする谷本榮子理事長2. 山田江理奈さん3. 江平英一教授4. 廣本和司前教授5. 和田茜さん6. 大堀和博さん7. 白井良昌教授