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概要

外大通信デジタルブック

29マーケティングTV会議Amazon向けの販売を伸ばすためにどのようなことが必要か、レポートを見ながら他部門と検討時差があることをうまく活用。退社前に販売会社からの問い合わせメールに返信19年度の電子レンジ商品デザイン検討19年度 炊飯器商品検討メールチェック・1日の仕事の流れ確認アメリカとTV会議や電話会議今のわたしを築いた関西外大時代周りに惑わされずワクワクすることを1.  創業100周年の展示パネルがあるオフィスロビー2.  アメリカの家電量販店へ市場調査3.  海外出張でプロジェクトメンバーと4.  アメリカの展示会の様子5.  社内での打合せ風景14 25 3け、お客さまのニーズを知ることを大切にしている。新商品を発売するまでのプロセスは大変だ。現地の人は意見をはっきり言う人が多い。曖昧な答えでは納得してもらえない。最初は現地スタッフ、技術スタッフの両方に納得してもらうために苦労した。しかし、現場で経験を積むにつれ市場データを分析し、数字を用いて説明できるようになった。 グローバルな仕事と言えば英語力が大切と思うかもしれない。「英語はコミュニケーションツールでしかありません。異なる国、文化を理解し、周りを巻き込む力も必要。そしてビジネスをしていく上では、論理的に、数字を用いて相手を説得する力、交渉する力が求められる」と話す。数字は、世界共通だ。今は数字の面白さも感じている。 人生で一番勉強し、たくさんの国の人に出会った外大時代。1・2年次は外国人教員が担当するIESプログラムを履修。授業についていくため、空き時間はクラスメイトと一緒に勉強。予習・復習に毎日6時間ぐらいかけ必死だった。 3年次は、交換留学でオーストラリアのスウィンバーン工科大学で社会学を中心に学んだ。現地の授業は、座っているだけではだめ。発言するために授業準備に追われる毎日を過ごした。「英語力で困ることはほとんどありませんでした。それは関西外大での学びのお蔭。留学を通し勉強だけでなく、言語、文化の違う人とどう付き合っていくかも学びました」。その経験が今の仕事でも活かされている。 モットーは、「やってみたいと思ったことは何でもやってみる」。大学2年次、授業で貧困、児童労働について学んだ。自分の目で見てみたいと思いベトナムの孤児院ボランティアに参加。同じ地球に住んでいるのに生活水準が違う。途上国を豊かにしたいという目標ができた。途上国をサポートする方法は様々。「日本の高い技術を活かし持続的にサポートしたい」と、パナソニックへ入社を決めた。 やってみたいと思ったことに挑戦しているとどこかで結びつく。周りから無理と言われるかも知れない。その声に惑わされず、自分がワクワクすることに取り組む。その一歩を踏み出せるかどうかで見えてくる世界が変わってくる。私のとある一日8:009:0010:3012:1513:0015:3017:0019:00LUNCH出社始業商品打ち合わせ商品打ち合わせメール返信退社