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概要

外大通信デジタルブック

15Studentスポーツチャンバラ世界選手権で準優勝市古 憲一郎 さん外国語学部英米語学科2年兵庫県立明石清水高校出身HONOR 外国語学部英米語学科2年市古憲一郎さんがスポーツチャンバラの第43回世界選手権大会(2018年12月9日、東京・武蔵の森総合スポーツプラザ)の打突(だとつ)競技グランドチャンピオン戦で準優勝しました。 スポーツチャンバラは、チャンバラごっこと小太刀護身道を基にし、空気を入れたエアーソフト剣、透明アクリル製の面、楯などの用具を用いる競技で、略称「スポチャン」。 1971年に田邊哲人氏により競技化されました。ルールは簡単で、相手の身体のどこかを先に打ったり、突いたりしたほうが勝ちとなります。海外にも広まり、現在、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアなど約30カ国で行われています。競技団体として、日本スポーツチャンバラ協会があります。 打突競技は短刀、小太刀、長剣、長槍、棒など13競技の優勝者が出場するトーナメント戦。市古さんは長剣競技で優勝し、グランドチャンピオン戦では3勝して決勝に進出したものの、二刀競技優勝者の対戦相手に敗れ、惜しくも2位となりました。 市古さんは小学1年のとき友人に誘われてスポーツチャンバラを始めました。「競技種目が多く、好きなものに取り組め、ルールが簡単で初心者でもすぐ始められる」とその魅力を話しています。 大学でも普及しており、大学生の全国大会も行われています。競技者の9割以上が大学入学後に競技を始めているといい、本学でも市古さんら男女学生約10人の同好会がスポーツチャンバラのサークル設立を申請中。毎週木曜日に枚方市の御殿山生涯学習美術センターで練習しています。 市古さんは「瞬発力が試されるおもしろい競技で、大会は年々盛り上がっています。体幹を鍛えたり、走ったりとスポーツとしても楽しめます。興味のある人はぜひ見学しに来てください」と呼びかけています。