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概要

外大通信デジタルブック

16Global Outreachコロンビア経営大セサ学長、谷本学長と懇談日ブラジル野球交流 硬式野球部と少年少女チーム米ロリンズ大26人来訪海外研修プログラムの一環 本学の協定締結校で、南米コロンビアの経営大学「セサ」のヘンリー・ジョゼフ・ブラットフォード・シカール学長=写真=が4月4日、本学を訪れ、谷本義高学長と懇談しました。双方は、さらなる関係強化を図るために意見交換しました。 両大学は1998年2月に交換留学協定を締結。本学はこれまでに経営大学「セサ」から計66人の留学生を受け入れ、2019年春学期に4人が在籍。ただ、コロンビアへの渡航は安全面に問題があるため、本学から経営大学「セサ」への派遣の実績はありません。 ヘンリー・ジョゼフ・ブラットフォード・シカール学長は、両者が緊密な関係を築き、本学が多くの学生を受け入れてきたことについて謝辞を伝えたうえで、今回の海外出張の目的は国際交流の強化にあるとして、本学からの留学生の派遣に期待を示しました。 谷本学長は、「セサ」からの長年にわたる学生派遣に対し礼を述べ、本学学生の派遣についても努力する意向を伝えました。混成チームを組む硬式野球部員とブラジルの少年ら好打を放つブラジル人選手 本学の協定校の米ロリンズ大学(フロリダ州)から学生23人、教員3人の計26人が3月15日、本学を訪問しました。一行は、留学生別科に在学している留学生と交流したり、学内の施設を見学したりしました=写真。同大の春休暇を利用した海外研修プログラム「Field Study Japan」の一環。 御殿山キャンパス・グローバルタウンで留学生別科長のスティーブン・ザーカー教授から別科の開講科目、海外留学生グローバルインターンシップ、「GLOBAL COMMONS 結-YUI-」などについて説明を受けたあと、施設を見て回りました。レジデントアシスタント(RA)の案内で「結」内部を見学し、「ACADEMIC C OMMONS」「TANIMOTO HALL」「LEARNINGCOMMONS」なども見学しました。 また、同大から留学生別科に留学中の学生と意見交換しました。一行のなかには、留学生別科への留学を考えている学生もいるとのことで、活発な質疑応答がありました。このあと、中宮キャンパスも見学しました。 10日間の同プログラムでは、東京(豊洲市場など)、名古屋(トヨタ自動車など)、京都(金閣寺など)、大阪、広島(平和記念公園など)を訪問。 ブラジルの少年少女野球チームの選手ら9人が3月26日、本学を訪れ、硬式野球部と交流した後、キャンパス内の施設を見学しました。 国際協力機構(JICA)日系社会青年ボランティアでブラジルに派遣されている枚方市出身の廣瀬拓哉さんが、日本とブラジルの子どもをつなぎ、子どもたちに将来のビジョンをもってもらいたいと「ブラジル選手による枚方遠征」プロジェクトを企画しました。 廣瀬さんは「生まれ育った枚方に恩返しの気持ちを込めて遠征先を枚方に選びました」と話していました。 硬式野球部との交流では、本学の選手と混成チームを結成。練習のあと、試合を行いました。プランを考えた村田和也部員(外国語学部スペイン語学科3年)は「中学生の頃、野球でメキシコへ遠征した経験があり、ブラジルと対戦したことが懐かしい。今回、ブラジルの選手たちが硬式野球部との交流を楽しんでくれてよかった」と話していました。 参加したブラジルの選手たちは、「一緒に練習できて楽しかった。野球についても学ぶ機会になりました」と言っていました。 10日間の同プロジェクトで一行は枚方市に滞在し、市内の野球チームや近畿圏の大学などを訪問。