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概要

外大通信デジタルブック

22外大人VOL. 9卒業生の今サッカーを通して英語を教える 就職活動の時、幼少期から続けてきた大好きな「サッカー」と関西外大で学んだ「英語」「教職」を活かせる会社、グローバルアスリートプロジェクトに出会った。スポーツを通して、幼児、小学生の外国語習得をサポートし、将来、世界を舞台に活躍できる日本人を育てることをミッションとしている。このプロジェクトは、欧州で活躍する川島永嗣選手(フランス・RCストラスブールに所属)が発起人であり、アンバサダーだ。急速に進むグローバル化、自分の得意な分野を見つけ世界で戦っていかないといけない。そんな中で、川島選手のように「言葉の壁」を乗り越えないと、日本人が世界で活躍するのは難しい。 サッカーの指導や英語のレッスンは、日本人と外国人の先生がペアになりオールイングリッシュで行われる。「机に向かって学ぶ英語と違い、サッカーをしながら英語を使うと機能的に学習できます。子どもたちの頭の中にどれだけ英語をビジュアライズさせるかが大切。よく分からない英語の単語も先生たちの顔芸や身振り手振りをみて、子どもたちが自分の力で考えて読み取っていく。子どもたちに視覚からイメージを与え、自分の頭で考えることが大きな学びになっています」。レッスン内容も趣向を凝らし、子どもたちが好奇心を持ち、自然と英語を話せる、話したいと思わせる仕掛けをしている。 松本さんは、子どもたちのレッスンを担当するだけでなく、外国人スタッフの採用、練習メニューの考案、新しく開校する地域の策定など会社の一線で活躍している。これから英語サッカー部門全般を任されることになった。「英語×スポーツの新しい英語教育を近畿圏、日本中にの子どもたちにも提供していきたいです」世界を舞台に活躍できる日本人を育てたいサッカーを始めたきっかけは、内気だった性格を直したいという母のすすめから。5歳からはじめたサッカーが自分を見つめ直す機会を与えてくれた。国際言語学部国際言語コミュニケーション学科2 0 16年卒業