ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

外大通信デジタルブック

?短大生と保護者向け懇談会 短期大学部1、2年生と保護者を対象にした「保護者懇談会」が6 月8 日、中宮キャンパスの谷本記念講堂で開かれ、約350家族が参加しました。 第1部は講堂で全体説明が行われ、谷本和子短大部副学長が短大でのファーストステージの学習内容、セカンドステージとなる編入学、留学、就職などを見据えた進路について説明しました。その中で、本学の短期大学士と留学先大学の準学士、2つの学位を取得できる「短期大学部ダブル・ディグリー留学」を紹介。今年度より、力リフォルニア州にあるミラコスタ大学も新たに加わったことをアピールしました。また、「短期大学部ダブル・ディグリー留学」を経験し、米国で1年間の就業体験(Optional Practical Training)制度を利用してハワイの日系旅行会社で勤務している卒業生らの活躍ぶりを紹介しました。15 | THE GAIDAI No. 298 Summer, 2019?九十九さん 世界大会3連覇 米・フロリダ州で開催されたチアリーディングとダンスの世界大会のダンス部門で、外国語学部英米語学科3年の九十九千裕さんが参加したチームが3連覇を果たしました。 チアリーディングとダンスの分野で世界最大級の同大会は、部門ごとに各国の代表に選ばれたチームが競う「ICU World CheerleadingChampionships」と、世界のクラブチームが競う「T H E C H E E R L E A D I N G A N D D A N C EWORLDS CHAMPIONSHIP」の2つの大会が毎年4月下旬に連続して開催されます。?スペイン語学科編入の勧め 短期大学部卒業後、外国語学部スペイン語学科へ3年次編入学をめざす学生を対象にしたガイダンスが6月5日、中宮キャンパスで開かれました。参加した約40人の短大部2年生は、同学科の「国際関係」「国際文化」「言語」3コースの特色、学びについて3コースで学ぶ8人からコースを選んだ理由、短大部と学部の学習の違いなどを聴きました=写真。国際関係コースで学ぶ学生は「編入学内定が決まったあとは気が緩むので、最後まで気を抜かないように」。言語コースに進んだ学生は「教職をめざしているので、履修科目数は相当多いです。でも仲間意識の高い友だちと励ましあってがんばっています」と、エールを送りました。和菓子店とのコラボ9月末まで販売短大部 私のブックレビュー 短期大学部・有本昌剛教授の課題解決型授業(PBL)で学生が考案した和菓子が、創作和菓子店「菓楽(かぐら)」(枚方市中宮北町)の店主、横山侑紀さんの協力で商品化が実現。同店で9月末日までの期間限定で販売されています。 学生たちは、和菓子業界の動向と課題について考え、解決法を導き出した上で、新しい和菓子を企画、提案。プレゼンテーションを経て採用された案を、横山さんが商品に仕上げました。 新作和菓子「たまてばこ」(税込378円)=写真=は、御伽草子「浦島太郎」から着想。カップに入った夏らしい和菓子になっています。上から▽バタフライピー(ハーブ)のジュレ▽有機宇治抹茶の白玉▽丹波大納言粒あん▽カモミールジャーマン(ハーブ)――の層になっており、それぞれ海、カメ、黒真珠、宝石を表現しています。学内にある商品のチラシを持参で50円引き。 短期大学部・沼田晃一教授のPBLは、「正田醤油(群馬県館林市)の海外に向けた販売拡大策」をテーマに、学生たち3チームがプレゼンテーションを行いました=写真。同社の平田満也専務ら3人と短大部の柊元弘文教授が講評しました。 平田専務らが4月に来学した際、「海外での醤油や加工品をさらに売り込むための販売拡大策を考えてほしい」とのテーマが示されました。学生たちはチームに分かれて調査・研究し、プレゼンテーションの準備を進めてきました。 3チームのプレゼンは、▽森大海さんらチーム=健康を考えた減塩かつ薄口甘口醤油と日本らしさをアピールしたボトルデザインを考案。インドの給食制度に着目し、インドの子供たちが好む味付けの開発▽新野慶子さんらチーム=醤油の美容効果を紹介し、若い女性向けに醤油を使ったバニラシェイクやタピオカドリンクなど和風スイーツの提案▽荒川友加里さんらチーム=インバウンド需要の増加を見据え、空港での販売活動を促進。帰国する外国人観光客向けに、空港に「醤油ガチャガチャ」を設置――などを提案しました。 平田専務らは「提案はフレッシュかつ斬新なアイデア。ぜひ実現化していきたい」と講評しました。 7月10日の短大部2年生対象の「K.G.C.ベーシックス」の全体授業で、「知との出会い 私のブックレビュー’19」の表彰式が行われました。これは、学生が課題図書のなかから興味ある一冊を選び書評を書くもので、評価の高かった10作品に対し、谷本和子副学長から表彰状と記念品が贈られました。 最優秀作品に選ばれたのは、松﨑菜々子さん=写真=の「外大生必読の書?言葉の手引き?」です。松﨑さんが取り上げたのは、齊藤孝著『語彙力こそが教養である』でした。SNSの発達などで日本語特有の語彙力が失われつつあることに警鐘を鳴らす筆者が、日常生活のなかで語彙力を豊かにする方法を紹介しています。松﨑さんは書評で「私たちの周りは語彙習得ツールに溢れている。本書は、語彙力だけではなく語学学習のコツを得る目的としても非常に役立つだろう」と述べています。語彙力向上のコツ醤油に美容効果ありインドにも着目短大部 PBL