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概要

外大通信デジタルブック

7 | THE GAIDAI No. 299 Autumn, 2019 語学留学ではなく、現地の学生と英語で授業を受けたいと思い、短期大学部ダブル・ディグリー留学をめざして関西外大の短大へ入学しました。2018年9月から1年間、マーセッドカレッジに短期大学部ダブル・ディグリー留学をし、心理学、政治、天文学などの授業を履修しました。現地の授業は、ディスカッション中心の教授と学生らで授業を作り上げていくスタイルです。授業中、クラスメートは活発に発言し、意見を求められることも少なくありませんでした。しかし、短期大学部の英語の授業でしっかりと学んでいたので、自信を持って授業に参加することが出来ました。 留学中、人種差別や移民問題について学んだ社会学の授業が一番印象に残っています。現地のクラスには、いろんな国籍の学生がいて、それぞれの視点から意見が出てきて、アメリカ社会について学ぶことができました。 放課後は、予習・復習をするために近くのスターバックスに通い6時間ぐらい勉強することもありました。わからないことがあれば、オフィスアワーを活用して教授のオフィスに行くなど自分にできる努力を重ねました。新しい環境で毎日がチャレンジだった留学生活は、英語力はもちろん、幅広い意味で適応力が身に付きました。大変だった勉強などたくさんの苦労もマーセッドカレッジの準学士を手にした時、全てが喜びに変わりました。岩口 美咲さん外国語学部 英米語学科 3年愛知県立中村高校出身| 留学先大学 |マーセッドカレッジ(アメリカ)短期大学部で磨いた英語力を活かしマーセッドカレッジの学生と一緒にいろんな科目を学びました関西外大で留学生たちと一緒に英語でビジネス科目を学修 留学していた時の感覚を維持したいと考え3年次編入学後、「関西外大流グローバル人材育成プログラム」を履修し、会計学、ビジネス、国際法を留学生たちと一緒に英語で学んでいます。クラスメートは、アメリカやヨーロッパ、アジアなど国籍はさまざまです。ディスカッションでも、留学生の出身国ならではの意見が出てきて、新たな発見の連続です。留学や授業を通して培った語学力、国際感覚を武器に、いろんなことに挑戦したいです。将来の選択肢が広がる留学プログラム留学期間1年間を含む計2 年半で本学の短期大学士(英語学)、およびアメリカのマーセッドカレッジ、またはミラコスタカレッジの準学士の2 つの学位を取得できる留学プログラム。関西外大短期大学部関西外大へ3年次編入学OPTを利用して米国での就業体験米国の4年制大学へ編入学就職本学の短期大学士(英語学)+留学先大学の準学士2つの学位を取得米国コミュニティカレッジ●マーセッドカレッジ●ミラコスタカレッジマーセッドカレッジカリフォルニア州サンフランシスコから車で約2 時間半のマーセッド市にある2 年制大学。学生数は約11,000人で、カリフォルニア大学を中心とした4 年制大学への編入学における長年の実績があります。アメリカの大学としては小規模な大学で、1クラスの平均学生数は約20人。教授との距離が近く、留学生専用のカウンセリングオフィスもあります。短期大学部ダブル・ディグリー留学写真左から、友人と訪れたヨセミテ国立公園で。マーセッドカレッジの卒業式でガウンを着て。留学生に使用していた教材。