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概要

外大通信デジタルブック

THE GAIDAI No. 300 Winter, 2020 | 10 英語国際学部の前身・国際言語学部では、2012年からPBL(Project-Based Learning)をスタートさせました。PBLを導入した当時、就職活動は冬の時代。就業力の向上と人間力の育成に主眼を置きました。 PBLのプログラムは、企業や行政などと連携し行う授業で、商品開発や市場調査など企業や自治体が抱える課題について、学生たちが主体となり、調査・分析し、解決策を企画・立案し、プレゼンテーションを行います。プログラムを開始した当初は、前例もなく、教員と学生が手探り状態からの船出でしたが、来年の4月で9年目を迎えます。9年間、このプログラムに携わり、学生が成長する姿をみられるのは嬉しいことです。 昨年12月には、英語国際学部3年生による「2 0 1 9 年度PBL学内合同報告会」が開かれ、7クラスが1年間の研究成果を発表しました。報告会では、企業、自治体、団体の関係者が見守るなか、学生たちはパワーポイントなどを使ったプレゼンテーションで成果を報告しました。 PBLでは、生きたテーマに向き合い、学生が自ら課題設定し解決策を考えることが求められ、課題解決力や主体性、コミュニケーション力を養います。AI時代を生き抜く上で必要となる、答えのない問いに挑み続ける力を養って欲しいと思います。答えのない問いに挑み続ける力を英語国際学部神田 修悦教授連携先特 集関西外大の 就職力天王寺動物公園担当教員神田 修悦教授テーマ天王寺動物園のインバウンド戦略を考える連携先大阪府商工労働部担当教員神田 修悦教授テーマ中堅企業と大学生の求職・求人マッチング向上策を提案する連携先ANAセールス株式会社・大阪観光局担当教員西田 透教授テーマ中国からの訪日旅行者について大阪での行動実態の調査と新しい魅力ある旅行素材の発掘連携先たまゆら―北大阪商工会議所担当教員川村 悟准教授テーマアパレル関連商品のマーケティング活動連携先株式会社近畿日本ツーリスト関西担当教員清水 恭彦教授テーマ旅行会社が行う旅行を通じた「グローバル人材育成」を考えよう連携先株式会社京阪レジャーサービス・枚方パーク担当教員鵜島 三壽教授テーマ外国人観光客へのPR連携先公益財団法人放下鉾保存会担当教員鵜島 三壽教授テーマ外国の人々へ祇園祭(放下鉾)を広める1234567英語国際学部 PBL取り組み企業一覧「PBL学内合同報告会」で発表する学生企業や自治体と連携して行い社会人としての実践的なスキルを身に付けるPBL 課題解決型授業