ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

外大通信デジタルブック

Square学生スクエア 英語国際学部3年宮下大河さんが在外公館派遣員試験に合格し、今春から大学を休学して中国の在重慶日本総領事館に赴任することが決まりました。宮下さんは、「さまざまなことを学びたい」と意欲を示しています。 在外公館派遣員は、労働者派遣法のもとで、日本の在外公館(大使館、総領事館、政府代表部、領事事務所)に原則2年の任期で派遣され、語学力を生かして館内事務補佐などさまざまな業務を支援するとともに、国際社会での経験を積み、友好親善に寄与しようとするものです。 外務省の委託を受けて、現在は一般社団法人・国際交流サービス協会が募集・選考を行っています。2019年4月1日現在の派遣員は215公館の274人。 宮下さんは、指導教員から在外公館派遣員の存在を紹介され、応募。昨年10月に1次試験(筆記試験)、12月に2次試験(受験語の中国語による会話試験と面接)を受験し、合格しました。 宮下さんは小学校3年生から卓球を始め、大阪桐蔭高校の体育・芸術コースに進み、卓球部に所属。関西外大では卓球部の主将を務めています。 高校1年の海外研修で中国河北省を訪れ、省代表の高校卓球チームと練習や試合を通じて交流しました。この時、中国チームのレベルがとても高かったのに驚くとともに、言葉が通じず、意思疎通がほとんどできなかったことを残念に思ったといいます。 この経験から中国語の学習を志し、本学の英語国際学部に進学しました。教育課程上の留学でアメリカのオールドドミニオン大学、中国の上海外国語大学に留学しました。 宮下さんは「在外公館派遣員として、総領事館の業務をしっかりサポートするとともに、中国の内陸にも足を伸ばし、中国の多様さを理解できるよう勉強にも努めたい」と話しています。THE GAIDAI No. 300 Winter, 2020 | 16在外公館派遣員合格宮下 大河 さん英語国際学部 3年大阪桐蔭高校(大阪府)出身中国留学中に、卓球の試合に出場