ブックタイトル外大通信デジタルブック
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外大通信デジタルブック
THE GAIDAI No. 300 Winter, 2020 | 8教員採用試験対策講座で健闘を誓う学生たち「ようこそ先輩」イベントで意見交換する先輩教員と学生 小中高校の英語教員を目指す学生の教員採用試験合格者数が着実に増えています。「英語教員の輩出数では関西外大は全国最大規模」(担当教員)との声もあり、「英語教員をめざすなら関西外大」と志願者は堅調です。 公立学校教員採用選考テストの最終合格者は2019年が53人(実人数39人)で人数では過去2番目でしたが、合格率(1次試験から最終合格への延べ人数合格率)は65%で過去最高を記録しました。 過去4年間の合格者数の推移を見ると、2016年の50人(実人数42人)から17年に39人(同)に減ったものの、18年は59人(同49人)へと5割強の大幅な増加となり、実人数では過去最多となりました。ここ2年間は50人を上回っており、今後の躍進が期待されています。 本学の教員採用試験の合格者が増えている社会的背景として、学習指導要領の改訂で英語教育の重要性がさらに高まっていることや、グローバル化の進展で英語ができる人材が求められていることなどがあると見られます。 新学習指導要領では、2020年度から小学校5、6年生で「外国語」が教科となり英語の基礎を身につける授業が行われます。3、4年生でも「外国語活動」の授業が始まり、全体として小学校の英語教育が拡充されます。このため、英語のできる教員の確保が課題となっています。 また、20年に東京オリンピック・パラリンピック、25年に大阪・関西万博の開催という国際的大イベントが続くこともあり、国際化の機運が盛り上がっています。 こうしたことから、各都道府県教育委員会は、留学経験があり、英語能力の高い教員をより積極的に採用しようとしています。留学経験者が多く、学内でも外国人留学生と交流する機会が豊富な本学の学習環境は教員を目指す学生にとって有利です。特 集「英語できる教員」に視線英語教員になるなら関西外大教員採用試験の合格率が昨年過去最高に合格者50人台をキープ 2019年の都道府県別合格状況は、中学校・高校教員が大阪府10人、愛知県5人、岐阜県と京都府が各3人、東京都、奈良県、北海道が各2人の順、小学校教員は大阪市5人、京都府と大阪府が各3人、京都市と広島県が各2人の順となっています。 小中高校全体で近畿地方が32人と6割を占めますが、東京や北海道、熊本なども含まれ、過去の実績も合わせると、全国で本学出身の教員が活躍しています。先輩教員が全国で活躍2016年2017年2018年2019年教員採用試験合格者の推移都道府県別中学・高校教員合格者(2019年) 同小学校教員合格者■延べ人数(人) ■実人数(人)0102030405060都道府県大阪府愛知県岐阜県京都府東京都奈良県北海道豊能地区10人5人3人3人2人2人2人1人1人1人1人1人1人1人1人熊本県高知県滋賀県千葉県大阪府富山県私立(専任)5人3人3人2人2人1人1人1人大阪市京都府大阪府京都市広島県愛知県東京都豊能地区合格者数 都道府県 合格者数 都道府県 合格者数関西外大の 就職力