ブックタイトル外大通信デジタルブック

概要

外大通信デジタルブック

21 ｜ THE GAIDAI No. 303 Autumn, 2020　９月８日に開かれた短期大学部のＫ.Ｇ.Ｃ.ベーシックスＦＤ研修会で、春学期のオンライン授業についてのアンケート調査結果を発表し総括しました。　授業形態については、多くの学生が「遠隔会議システムZoomでの双方向型」と「教員がスライド教材などを使って説明するオンデマンド型」が分かりやすかったと答えました。教員の姿が見える方が授業の理解度は高かったようです。　オンライン授業の良かった点として「通学しなくて良い」「時間を気にせず受講できた」「自分のペースで受講できた」を６割以上の学生が理由に挙げました。一方で、困った点として、「課題の多さ」「複数のアプリによる混乱」「パソコン操作の不安」を指摘しました。　満足度を聞いたところ、1年生は25％が「満足」、33％が「どちらともいえない」と答え、2年生では38％が「満足」、34％が「どちらともいえない」と答えました。　秋学期の授業が通常より２週間遅れて、9月25日に始まりました。　語学の習得は実技演習と同様に対面形式の効果が高く、対面授業を希望する声も強くなっていました。　新型コロナウイルス対策に万全を期したうえで、1年生の必修科目は原則として対面授業になり、2、3年生の必修科目もできる限り対面での実施となりました。　ただし、対面授業で差し障りがでる場合はオンライン授業を継続するほか、キャンパスに出てくることができない学生も受講できるように、遠隔会議システムZoomでのライブ配信と、いつでも視聴できる動画配信も同時に行います。　スタート初日には、外国語学部の松田健教授が担当する　9 月23日、俳優で声優の神木隆之介さんのトークショーが、学生会本部の主催で行われました。オンラインでのライブ配信となりましたが、在学生1300人が神木さんの軽妙なトークを楽短大オンライン授業調査結果「時間気にせず受講可」「課題が多くなった」「Introduction to Social SciencesⅡ」が対面形式で行われました。また10月5日には、外国語学部の福井幸男教授の「統計学」も対面形式で行われ、Zoomで同時配信しながら授業を進めました。■感染拡大予防のための　ガイドライン　　秋学期授業は2021年1月19日まで。対面授業実施にあたり、感染拡大予防のため、ガイドラインを作成しています。https://www.kansaigaidai.ac.jp/headline/detail/?id=495松田健教授の「Introduction to Social SciencesⅡ」福井幸男教授の「統計学」秋学期スタート必修科目で対面授業再開神木隆之介トークショーライブをオンライン配信しみました。　前半は「神木、関西外大に入学するってよ」コーナー。キャンパスに通えない1年生向けに、神木さんが学内を紹介しました。後半は「外大生のむちゃぶりに答える」コーナー。リアルで寄せられた外大生の相談や質問に、神木さんが答えました。　最後に神木さんは「一緒に明るい未来を作っていけたらいいですね」と力強いエールで締めくくりました。多くの学生が神木さんの楽しいトークを満喫しました