ASEAN+3 大学コンソーシアム実務者会議開催

2010/9/2

 

 

本学の提唱で始まった教育GP「『ASEAN+3』大学コンソーシアム」の参加5大学の実務者会議が8月24、25 両日、中宮キャンパスで開催され、中国・天津外国語学院、韓国・釜山外国語大学、タイ・バンコク大学、ベトナム国立社会・人文科学大学ホーチミン校の各2人と本学から小島泰典アジア太平洋交流センター長、豊田裕之准教授らが出席した。

 討議に先立ち谷本榮子理事長が「グローバル化が進行する中で、英語が堪能でアジアの次世代を担うリーダーが育ってくれることを願っている」とあいさつ。「各国の外国語大学は、同じようなカリキュラムで外国語教育に取り組んでいるのだから、学生を流動化し、多様な文化の中で勉強することで柔軟性に富んだ人材を育てたいというのがコンソーシアム構想の発端だった」と強調した。

 このあと、各大学が取り組みの現状を報告、2重学位選考の仕組みを参加大学の間で共有すること、クラスのシラバスについて情報交換することなどが話し合われた。豊田准教授は「一堂に集まって話し合うことで、緊密な関係を築くことができた」と話している。

 各大学の参加者

 <天津外国語学院>

 張暁希学位審査委員会事務局長、王渓竹応用外国語学院教員

 <釜山外国語大学>

 金蒼昊学部長、黃永周准教授

 <バンコク大学>

 シリアン・ラタナカーン学長補佐、ハタイップ・ジラサン国際交流事務部長

 <ベトナム国立社会・人文科学大学>

 バン・アン・トゥアン国際交流事務部長、リー・カック・クォン教務事務部長

 <関西外国語大学>

 小島泰典アジア・太平洋交流センター長、豊田裕之准教授、吉川佳孝事務長、関聖一事務局次長、西村哲平教務部主任、亀岡恵理子教育GP室員