IEPの立ち上げに関わり、チームリーダーとして活動してくれた村上達哉さんのインタビューをお届けします。
IEPの活動はどうでしたか?
コロナ禍でも海外の学生とつながり、実践的に英語を使うことができました。
実は、昨年「ダブル・ディグリー留学」で渡米した直後、コロナウイルスの感染拡大で途中帰国を余儀なくされました。

そんな時、 実践的な英語を使える機会を求めていた自分にはピッタリの環境で本当にありがたく、充実した時間を過ごすことができたと感じています。
各チームが企画したイベントにできるだけ参加し、イベントの運営方法や参加者の様子などを把握するように努めました。留学生は日本に興味があり、外大生と友達になりたい!と思っている学生が多くいたように感じます。
イベントに参加した1年生の学生から「実際に英語を使って留学生とコミュニケーションがとれて楽しかった。オンライン授業だったけど留学生や外大生の友達を作ることができました」と言ってもらえたのは、とてもうれしかったです。
印象に残っているエピソードを教えてください
イベントを通して先輩と後輩のつながりができたことです。
僕は、帰国後も留学先の授業をオンラインで継続して受講していましたが、授業外での交流が少ないと感じていたので、IEPを活用し、通常なら留学先で過ごしていたオフの時間をオンラインで体験できたと思います。
IEPを通して成長したことは?

テクノロジーとの向き合い方で新しい発見がありました 。
例えば、Zoomだと複数人が同時に話すことができないので、会話の相互感を出すことが難しいと感じました。
しかし、制約はあったとしても、効果的にテクノロジーを活用し、オンライン上でも数多くのイベントを成功に導けたのは自信になったと思います。
実際英語を使う機会はどれくらいありましたか?
毎回イベントに参加してくれる外大生は、明らかに英語力が伸びたようです。初めは緊張して、英語がうまく話せないと悩んでいるように見えましたが、回を重ねるごとに自信を持って積極的に話すようになりました。
語学力が向上しただけではなく、英語を話すことに対しての壁がなくなったことが大きかったのではないかなと思います。だから、自分の殻をやぶって挑戦することが大事なのではないでしょうか。
これから国際交流をする学生にアドバイスをお願いします
異文化理解はとても大切です。文化の違いを歓迎するからこそ、学びがあって面白いと思います。
イベントに参加して、実際に留学していなくても異文化を学ぶことができたし、一歩踏み込んだコミュニケーションができたと実感しています。

ずつ国際交流に慣れていくことが、グローバルに活躍するための近道になるのではないでしょうか。