【外国人留学生のお部屋紹介】大好きな日本で語学と経済学を学ぶ

御殿山キャンパス・グローバルタウン内 にある生活空間「GLOBAL COMMONS 結 -YUI- 」。

この「結」で生活を送る外国人留学生のお部屋を紹介するコンテンツで、第2回はコロンビア出身のJuan Villamilさんにご登場いただきました!

Juanさん
Juanさん

その小さな頃からの憧れが日本に来たきっかけです。


また、日本のビジネスなどを学ぶなかで、グローバルな視野を広げたいとも思いました。

留学生プロフィール

留学生プロフィール

  • Juan Villamil(フアン・ビジャミル)さん
  • 出身国:コロンビア出身
  • 所属大学:CESA Business School
  • 学年:4年生

フアンさんが通うCESA(Colegio de Estudios Superiores de Administración)は、コロンビア国内で最高峰のビジネススクールの1つで、イノベーション、起業家精神、倫理、リーダーシップの 4 つの柱を掲げています。

同校で、経営戦略にフォーカスした企業管理・運営について学び、日本企業の経営を実地で学びたいと日本にやってきたといいます。

お部屋紹介 in「 結 -YUI- 」

フアンさんの祖父が、40年前に仕事で来日した経験を持つ。

そのお祖父さんから、日本の会社、企業、文化、豊かさ、歴史、さらには日本人の人柄などについて話を聞き、日本に大きな関心を持ったというフアンさん。

Juanさん
Juanさん

祖父から話を聞き、自然と日本への憧れが大きくなっていました。


所属している学校と協定を結んでいた関西外大に留学することで、その夢を実現することができました!

お気に入りの場所はデスクの前

「結」の各部屋には備え付けの机と棚があり、その机の前がお気に入りの場所とのこと。

PCでインターネットを見たり、勉強をしたり、ベッドで寝る以外だと、この場所にいることが一番多い。

Juanさん
Juanさん

今はちょうど日本語の勉強をしていました。授業で使っている『初級日本語 げんき 1』がテキストです。


なお、写真にも写っているようにノートPCが2台あったので、どういう使い分けなんですか?と訊いてみたところ、単に1台故障して新しいのを買って、「今データを移行中です(笑)」とのこと。

気分転換のアイテムはゲーム。「結」の仲間と一緒に楽しむことも

勉強以外で部屋にいるときにやるのがゲームで、ベッドの上で「Nintendo Switch」をやるのがいつもスタイルになっている。

お気に入りのソフトは「ゼルダ」で、時には「結」のラウンジで他の学生たちと「マリオカート」などの対戦を楽しむことも。

Juanさん
Juanさん

多い時だと10人くらいで対戦することがあります。


ゲームは留学生同士の共通の話題になることもありますし、いい気分転換にもなりますし、時間があるときに適度に楽しんでいます。

お気に入りのグッズ(模造刀とお面)

▲ 模造刀を持ってポーズを決めるフアンさん。

お部屋にあったお気に入りのアイテムを訊いてみると、写真の模造刀を上げてくれた。

サムライが好きで、京都に行った際にお土産で買ったものだという。



また、日本の文化全般が好きなフアンさんは、神社やお祭などに行った際に見かけたお面にも興味を持ち、いくつか購入した。

取材時に見せてもらったのは、天狗とキツネのお面だ。

Juanさん
Juanさん

キツネのお面は伏見稲荷に行ったときに購入しました。日本にしかない独特のものなので、興味があります。


コロンビアに帰った際に、自分の部屋の壁にコレクションを並べたいと思っているんですよ。

日本が大好き! なかでも東京と大阪に魅了される

▲ 部屋の前のメッセージボードには、日本に来てから購入した「日の丸」を掲げる

来日前から日本への憧れが大きかったというフアンさんだが、実際に来てみて、改めて日本のことが大好きになった。

Juanさん
Juanさん

日本人の方と交流するなかで、みなさんの人柄が本当にすばらしいと日々実感しています。


お互いのことを尊敬し合い、自分のことだけ考えるのではなく、相手のことを尊重し、配慮するところがいいと思います。


また、週末を利用してお出かけし、これまでに

  • 京都
  • 大阪
  • 奈良
  • 神戸
  • 東京

といった各都市を訪れた。


中でも魅了されたのが大阪と東京で、

Juanさん
Juanさん

大阪の人はみなさん陽気で、楽しい雰囲気がよかったのと、あとはお好み焼きとか、食べ物が本当に美味しかったです!


東京はビジネスの中心地で、大きなビル群に圧倒されるとともに、寺院や美術館などもたくさんあって、魅力的な街だと感じました。

「結」での生活について

▲ 柄の部分が刀の「柄(つか)」を模した刀傘。こちらも京都で購入した

「結」の印象について、「世界中から来た人の文化を知れる良い場所です」とフアンさん。

Juanさん
Juanさん

RA(レジデントアシスタント)は何かあったら助けてくれて、まるで家族のような存在です。

RAは「結」で生活する学生たちをサポートする学生スタッフで、詳細はこちらの記事をご参照ください。


「結」の中はもちろん、日本はどこに行っても安全で、安心なのも快適だという。

Juanさん
Juanさん

私の母国では、夜中に出歩くのは一般的ではありません。日本はそれが普通にできるので、本当にすばらしいことだと思います。

「結」に学生たちの交流も楽しく、毎日が充実しています。

さいごに

▲ 御殿山キャンパスで外大生、留学生と浴衣姿で記念撮影。

日本の企業の経営戦略やアベノミクスなどの経済政策に関心があり、関西外大でも経済の授業を中心に受講しているというフアンさん。

今後は授業を通じて日本の企業でのフィールドワークも体験し、実地でより知見を広めたいという。


ちなみに、卒業後のことを聞くと、「日本の企業に就職したいけど、今の日本語レベルだと難しいので、いったんコロンビアに帰国し、さらに日本語の勉強を進めることも考えている」とのこと。

Juanさん
Juanさん

日本の大手商社など、コロンビアに支店がある会社もあるので、そういった母国に進出している日本企業にまずは就職する道も考えています。


いずれにしても、関西外大で日本語と日本のビジネスについて深く、広く学び、将来につながるスキルを身に付けられたらと思います。

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