中国語教育センターからのニュース
関西外大孔子学院、第二回現代中国事情特別講座を開催
2010/11/17
関西外大孔子学院では、11月13日(土)に現代中国事情特別講座シリーズの第二回として、「中国観光特別講座」を開催しました。
世界を驚かせた2008年の北京五輪の成功に続いて、中国は本年、上海万博を成功裏に開催しました。中国は国際舞台で日増しに強まる大国としての影響力を際立たせています。益々多くの外国人が中国をより理解し、中国へのアプローチと交流を望み始めています。世界に中国を開示、紹介することにより、いっそう多くの人々の中国訪問を誘っています。中国語を勉強し、中国文化を理解し、さらに中国への良好的な印象を徐々に醸成し、そして中国の友人になってもらうことが、孔子学院が担う役割の一つだと思います。観光は、いわば入口のようなもので、外国人に中国を理解してもらうための第一歩です。中国を観光で訪れ中国を好きになり、そして中国語の学習を始め、遂には終生中国を友とする人が、過去の学習者のなかで大きな比率を占めています。
今回の講座対象は大学生なので、出来る限り彼らの発想との距離を近くするため、年齢的に学生と近い関西外大孔子学院でボランティアとして活躍してくれている鐘倩さんと董瑩さんの二人を招き、講座を担当してもらいました。彼女らはマルチメディア技術と流暢な言語表現力を活かし、二時間近い講座で聴講生に北京の奥深さ、西安の重厚さ、マカオの多元性、チベットの広漠さ、九寨の秀麗さなどを紹介しました。二人は講座のなかで何度も受講生の学生と意見交換し、さらに中国の茶菓を用意するなど、精彩に富む講座を順調に終えました。
アメリカ、カナダ、オーストラリア、ドイツ、日本及び一部中国人学生を含め30余名が本講座に参加しました。