中国文化活動センターからのニュース

 

短期大学生に中国語・中国文化紹介特別集中講座を開催

2022/9/22

 

 

関西外国語大学孔子学院中国文化活動センターは、9月21日(水)、関西外国語大学中宮キャンパスの谷本記念講堂で同大学短期大学部生600名余りを対象に「中国語・中国文化の魅力」をテーマに特別講座を開催。今年度は、新型コロナウイルス感染症流行後、2年ぶりに完全対面での実施再開となりました。

講座の前半は、北京語言大学など、中国の大学での留学生活を写真で紹介し、関西外国語大学孔子学院の歴史と日頃の活動、HSK試験についても触れました。

後半では、中国の地理、人口、世界遺産、食文化、中国語のピンインや声調、日中の漢字の違いなどについて紹介。発声練習では中国語を発音する際に最も大事な声調(四声)について、同じ音で異なる声調の「麻妈妈骂马吗?」という文章を取り上げて声に出して読んだり、中国語でハッピーバースデーの歌「祝你生日快乐」を歌ったりすることで、難しいと思われがちな発音を楽しく学びました。甲骨文字から現在使われている漢字の成り立ちを知り、「猪」「学長」「高等学校」といった中国語と日本語で意味が異なる同形異義語について紹介されると、学生からは驚きとともに、「なるほど」と言った納得の声が上がりました。

最後には、講座を通じて学んだ知識の復習を兼ねて、クイズゲームアプリの「Kahoot!」を活用したクラス対抗クイズを実施。全員参加型かつ、クラスでの協力を必要とするゲームで会場は熱気に包まれました。このゲームでは正確さと回答スピードを点数化し順位を決定。会場ステージ上の大きなスクリーンには、一問終了するごとに順位が表示されるので、そのたびに一喜一憂する声が聞こえ、白熱した時間となりました。今回の特別講座を通じて学生たちの中国語や中国文化に対する興味・関心が一層芽生えたようで、「ますます中国語に興味が湧きました」「作文コンクールにも挑戦してみようと思います」という感想が寄せられました。

孔子学院では、コロナ禍でも引き続き、様々なイベントを企画・実施していきます。短大生の皆さんも是非参加してください。スタッフ一同、また皆さんと一緒に中国文化に触れ、中国語を学ぶ機会を楽しみにしています。

 
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