中国文化活動センターからのニュース

 

短期大学生対象に中国文化紹介集中講座を開催

2011/6/23

 

 

関西外国語大学孔子学院は6月22日(水)、関西外国語大学中宮学舎において短期大学生を対象に中国文化紹介の集中講座を開催し、孔子学院ボランティアの陳興偉さんが、≪中国人から見た日本と中国の相違≫というタイトルで一時間半の講座を行いました。また同じくボランティアの倪晋秀さんも助手として参加。

関西外国語大学谷本榮子理事長が集中講座の冒頭で2人のボランティアを紹介され、「関西外国語大学穂谷学舎で昨年一年間日本語を学び、受講生の中でも修めた成績がとても評価の高いものでした。本学の学生たちと深いかかわりを持ち、学生のニーズを理解し、日中両国間の学生交流の推進に一層協力してくれるものと期待しています」と述べられました。

本講座では、まず言語について日本人の学生が興味を持つ日中漢字比較・日中ネット用語などを具体的に取り上げて紹介。多くの学生はネット用語である“囧”等に大きな関心を寄せました。生活についての講座では、先に問題提起して後ほど回答を教える方式を採用し、短期大学生の興味をうまく引き出しながら、いくつかの中国の生活習慣を紹介しました。例えば“中国のバスにはなぜ時刻表がないのか”、“中国人はなぜ緑色の帽子を嫌うのか”、“中国人は毎日昼寝をするのか”、“中国人が好きな数字”、“毎日目の体操をする”等で、短期大学生たちにはこれらの回答を通じて中国人の生活習慣を少しでも理解してもらうことができたと思います。学生たちは、興味津津な様子で倪ボランティアの指導のもと一緒に“目の体操”も体験しました。

続いて食文化について、中国人の“食事”上での習慣を紹介しました。例えば“中国人は毎朝お粥・豆乳・油条を食べる”、“よく羊肉の鍋を食べる”、“各種豆腐製品を食べる”等。学生たちは興味深く耳を傾け、互いに楽しく意見交換をしていました。

講座の最後には質疑応答の時間を設け、多くの学生が活発に質問をしました。例えば“中国で流行している日本の漫画は何か?”、“中国の饅頭と日本の饅頭はどこが違うか”等。2人のボランティアはすべての質問に根気強く丁寧に答え、熱烈な拍手が送られる中、本講座を予定通り終了しました。

 
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