中国語教育センターからのニュース
関西地区高校生対象の「宿泊型集中講座(夏季)」を開催
2011/8/2
高校の春季学休期の7月25日(月)から27日(水)の間、関西外国語大学穂谷キャンパス(大阪府枚方市穂谷)で2泊3日の宿泊型集中講座(夏季)―中国語や中国文化って実は面白い!!―を開催しました。今回の講座には、関西地区の14高校から男女21人の高校生、関西外大生7人と中国人留学生12人が参加しました。本講座は、①中国語基礎学習②中国文化紹介・体験③北京語言大学などの中国人留学生・関西外大生との対面交流④中国語寸劇発表会で構成する宿泊型集中講座(22.5時間構成)で、関西外国語大学孔子学院が設置されている穂谷キャンパスの施設(語学教室・大学宿舎・学生食堂など)をフルに活用し実施されました。最終日の発表会では、高校生が中国人留学生と外大生スタッフとともに作り上げた中国語の劇を、日本語と中国語の両方で披露しました。
参加者からは「合宿前は寸劇発表ができるかどうか不安でたまりませんでしたが、留学生やスタッフのみなさんのおかげでやり遂げることができました」、「中国は怖いイメージしかなかった国ですが、合宿に参加してみると印象が180度変わって、是非行ってみたい国になりました」、「中国語で自己紹介ができるようになって、とてもうれしかったです」などの声が聞かれました。
関西外国語大学孔子学院では、地域社会への“教育サービス精神”に基づき、講座を通して関西地区の高校に通う生徒に中国語学習の面白さと中国文化・事情を理解させることにより、中国語と中国文化・事情を専門分野とする勉学の選択を奨励し、高校卒業後に参加生徒全員を大学(中国語学科など)に進学させることを目標として取り組んでいます。さらに、進学後、大学在籍期間中に中国の大学への留学の奨励にも努めています。
なお、次回の2泊3日宿泊型集中講座は、2012年春に実施を予定しています。